2017年2月19日 (日)

話し上手より聴き上手になろう 2



 

インタビュア 阿川佐和子さん・・・


私は単なる聞き手です。 相手の心の悩みを聞くことが仕事ではありません。

しかし、インタビューの仕事をしていると、ときどき、

「あー、なんかアガワさんに話したら、自分の頭の中の整理がついた」 と言われることがあります。

あるいは、「こんなこと、ずっと忘れていたのに、今日思い出した」 と驚かれることもあります。

決して私が相手の頭の中を整理してあげようと意図したわけではありません。

「ほらほら、他にもなんか思い出すことがあるでしょう、ええ?」 なんて、無理やり思い出させたりしたこともないはずです。

にもかかわらず、お相手は、最後にふっと、そんな言葉を吐いてくださる。

「今、気がついた。 私って、そう考えていたんですね」

話を聞く、親身になって話を聞く。

それは、自分の意見を伝えようとか、自分がどうにかしてあげようとか、そういう欲を捨てて、ただひたすら 「聞く」 ことなのです。

相手の話の間に入れるのは、 「ちゃんと聞いていますよ」 という合図。

あるいは、「もっと聞きたいですねえ」 という促しのサインだけ。

そうすれば、人は自ずと、内に秘めた想いが言葉となって出てくるのではないでしょうか。

冒頭にお話しした通り、私は週刊文春の対談ページを始めるにあたって、城山三郎さんのような、『名相づち打ち』 になることを目指してきました。

でもときおり、それだけでは大事な話を引き出すことができないのではと、迷ったこともあります。

しかし、文春対談を始めて4年後、河合隼雄さんに出会い、

「ただ聞くこと、それが相手の心を開く鍵なのです」

そう教えられ、後ろ盾を得た気持ちになりました。

 

     「聞く力」 阿川佐和子 文春新書

 
 

感想
 

自分の意見を伝えようとか、自分がどうにかしてあげようとか、そういう欲を捨てて、ただひたすら 「聞く」 ことなのです。

ここが一番大切な部分だと思うのです。

聞くというのは、気(エネルギー)が来るという意味、気来(きく)です。

だからそのエネルギーをどうやって受けとめるのかが肝心です。

自分がスッキリ、爽やかでいればいるほど、綺麗な鏡になれる

自分が綺麗な鏡になることに徹すると相手の心がそのまま鏡に写って

その人は答が見つけやすくなるのです。

自分がスッキリして鏡のような存在になる

それが調和波動気功法なのです。

話上手より聴き上手になろう 1



人から相談を受けたときに、私たちは自分の中から出した答を相手に伝えようとします。

自分の経験や本を読んで知った知識などでアドバイスをしようとします。

そしてそのアドバイス(ヒント)が適切で、相手の人の役に立ったと知ったとき

感謝されたときに、無上の喜びに浸るのです。

しかし、それがとんでもない思い上がりだったことに気がつきました。

答というものは、外から見つけるものではなく

その人本人が、自分の心の中から見つけ出してゆくものなのです。

どんなに素晴らしいアドバイスであっても、どれほど的を得た完璧な答を言ったとしても

それは違うのです。

まったく違うのです。


これから私は、聴き上手な真理カウンセラーになることを誓います。

 

 

相づちの極意

臨床心理学者の河合隼雄さんにお話を伺ったときは、人の話を 「聞く」 ことの大切さを改めて認識させられました。

河合さんは文化庁長官も経験なさいましたが、基本的には 「セラピスト」 のような仕事がご本業。

心にさまざまな傷を抱えるたくさんの方々のカウンセリングをしておいででした。

そこで私はさっそく、

「患者さんに、どんなアドバイスをなさるのですか」

と伺いました。 すると河合さん、

「アドバイスはいっさいしません」

え、アドバイスをしないの? 意外でした。

じゃ、カウンセラーは何をするのかしら。

「僕はね、ただ相手の話を聞くだけ。 聞いて、うんうん、そうか、つらかったねえ、そうかそうか、それで? って相づちを打ったり、話を促したりするだけ」

とおっしゃる。

「どうしてアドバイスをなさらないんですか」

それには理由がありました。

かつて河合さんはある若者の悩みを聞いて、それに対して、「こうしたらどうだろう」 という提案をなさったことがあるそうです。

若者は素直に河合さんのアドバイスを受け入れて、その後、実行した。

それからしばらくのち、若者は再び河合さんのところに訪ねてきて、

「だいぶ元気になりました。 先生のアドバイスのおかげです」

よかったよかった。 じゃ、また何か心配なことが起こったら、いつでも相談にいらっしゃい。

河合さんは安堵して若者を見送ったのですが、さらにしばらくのち、若者が河合さんのところへ、今度は怒ってやってきた。

「先生の言う通りにしたら、ひどいことになった。どうしてくれる」 と。

「つまり、他人のアドバイスが有効に働いたときはいいのですが、何かがうまくいかなくなったとき、そのアドバイスが間違っていたのだと思い込んでしまう。 すべての不幸をアドバイスのせいにして、他の原因を探さなくなってしまうのです」

カウンセラーの責任逃れのように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではない。

本当に心の病を治そうとするならば、地道にその原因となるものを探し出さなければならない。

にもかかわらず、他人の指示に頼ってしまうと、うまくいかないのは全部、そこに原因がある、こうしろと言ったアイツのせいだと勘違いしてしまう恐れがあるのです。

だから僕はアドバイスをしない。

病気の治療には役立たないからですと、河合さんはそんなふうにおっしゃいました。






     
          
「聞く力」 阿川佐和子 文春新書



  

2014年11月 2日 (日)

この本ほんとにおススメです。

 
幸せになるためのスキルっていろいろとあるのだと思うのですが、自分の中に眠っている潜

在能力をフルに出して現わしてゆくことも大切だと思うのです。

実際は数%しか出せていないのだとしたら宝の持ち腐れです。

才能溢れる人というのは、例外なくメモ魔、いつも近くにノートを持っていてヒラメイタことをす

ぐに書いているそうです。

携帯やスマートフォンではダメなのです。

自分の肉体(腕・手)を使ってノートに書く。日本文字というのは、象形文字なので絵を描いて

いるのと同じです。

身体を使うことで心にも刻み込む、心に刻んだことは忘れません。

それをあるメソッド(ノート術)を使い積み重ねることで、発想力、表現力、論理力がバランスよ

く身に付くのです。

あーやんがスマート(天才)になるためのノート術をわかりやすく述べてくれています。

今からでも遅くはない、あなたもスマート(天才・賢く)なって面白い人になって、みんなに好

かれて幸せを掴みませんか?(笑)





自分をもっと愛してみよう!

人生を楽しくするノート術

 
 

http://akemi51.blog.fc2.com/blog-entry-54.html#more




 





 

2014年9月28日 (日)

悩みを紙に書き出して 頭の中をスッキリさせよう



悩みの“ジャグリング”をやめる


アンドリュー・カーネギーという人がいます。アメリカの有名な実業家で、

鉄鋼王カーネギーと言えばご存知の方も多いと思います。


ある夜のことです。彼は、あまりに多くの悩みを抱えてノイローゼのようになり、

自殺まで考えていました。

「不倫相手の女性から連絡が入り、子どもを認知して欲しいと言ってきた」

「親戚の全員が問題と起こしていてもみ消さなきゃいけない」

「ろくでなしの甥っ子が警察沙汰の事件を起こし、身柄を引き取りに行かなくちゃいけない」

「政治家からの不当な圧力で、会社が存亡の危機に陥っている」

「妻から今夜食事に付き合ってくれなければ離婚すると言われてしまった」

身の周りのことから仕事まで、すべての危機が同時に頂点に達していた瞬間だったのです。




その時のカーネギーの行動


もうダメだ、限界だ、とカーネギーは思いました。

遺書を書いて自殺しよう。

そうカーネギーは決心し、机の引き出しを開けました。引き出しにはもちろん護身用の

拳銃が入っていたのですが、その下には自分の名入りの立派な便せんセットが

ありました。

「ああ、自殺するんだったら遺言を書かなくちゃ」

カーネギーはそう思って苦笑します。

まったく、自殺する前にもひと仕事しなきゃいけないのか・・・。


遺書をかく段になってカーネギーは考え込んでしまいました。

「死にたいぐらいに悩んでいるんだから、さぞかし自分には深い悩みが多いんだろう。

いったいいくつくらいあるんだ?」


わかんなくなっちゃったカーネギーは、黄色い便せんと鉛筆を持ち出し、思いつく問題や

悩みをすべて書き出したそうです。


当時、カーネギーは 「世界で一番忙しい男」 と言われていました。

仕事だけでなく、家族関係を含めると、悩みは絶対に何百もあるに違いない。 

ひょっとしたら 1000個ぐらいあるんじゃないか?

ところが、箇条書きにしてみると、60個ぐらい書いたところで、鉛筆がピタリと止まった

そうです。

思い出して考えて、とりあえず 「もっと悩みはあるはずだ」と些細な問題まで書き出

します。

しかし、あんなにたくさんあると思っていた悩みは、結局、70いくつぐらいしかなかった

のです。


普通の人でも70も悩みがあれば多いと思います。

でも自分の問題や悩みは何百もあると思っていた彼は、あれ?と思ったわけです。

結局、70個の悩みを順繰りに次から次へと考えていたことで、自殺をしようと考えるほど追いつめられていたのです。


悩みを書ききった瞬間、今夜中に解決できることはほとんどないことに気がつきました。

カーネギーは悩みを書いた便せんを、問題ごとにちぎってカードみたいにし、それを仕分

けし始めました。


「明日できること」

「来週以降に着手できること」

「来月で間に合うもの」

「解決できないこと」

という4つの山に分けて、その4つ目の山(解決できないこと)はそのままくず箱に入れて

しまいました。

残った3つの山、自分の悩みを書いた便せんの切れ端をカーネギーは大事に机の

引き出しにしまい、そのまま彼は奥さんと夕食へと出かけたそうです。


もうすっかり、けん銃や自殺のことは忘れて。






苦しさの本質に気づく


私がこのエピソードを読んだのは、もうずいぶん昔のことです。

それでもその時、頭を殴られたようなショックを受けました。

そうか、悩みの本質、苦しさの本質というのは、「複数の問題を頭の中でグルグルと回

している状態」から生まれるのだと気付きました。



これを私は 「頭の中でジャグリングしてる」 と呼んでいます。

ノートをとらずに悩むことは、悩みをジャグリングのように空中で回しているのと同じこと

です。


本来、悩みの解決に使うべき脳の容量をジャグリングに使っている。

だから、あんなに悩むのは疲れるんです。だから、悩んでも答が出ないんです。


悩みが多くなると、一度にすべてを考えることは不可能です。

だから、いくつかの概念やアイデアを、同時に何個かずつ組み合わせては、

ぐるぐる回すことになります。

悩んでも答が出ないと、次は別の組み合わせでぐるぐる回します。

その次も、その次も、回し続けます。

組み合わせが変わると違って見えるので、悩みは無限にあるように気がします。




    

         スマートノート 岡田斗司夫 文芸春秋 



  

2012年8月20日 (月)

悩みの解消法 2

  

  
悩みの“ジャグリング”をやめる


アンドリュー・カーネギーという人がいます。アメリカの有名な実業家で、鉄鋼王カーネギー

と言えばご存知の方も多いと思います。


ある夜のことです。彼は、あまりに多くの悩みを抱えてノイローゼのようになり、自殺まで考

えていました。

「不倫相手の女性から連絡が入り、子どもを認知して欲しいと言ってきた」

「親戚の全員が問題と起こしていてもみ消さなきゃいけない」

「ろくでなしの甥っ子が警察沙汰の事件を起こし、身柄を引き取りに行かなくちゃいけない」

「政治家からの不当な圧力で、会社が存亡の危機に陥っている」

「妻から今夜食事に付き合ってくれなければ離婚すると言われてしまった」

身の周りのことから仕事まで、すべての危機が同時に頂点に達していた瞬間だったの

です。




その時のカーネギーの行動


もうダメだ、限界だ、とカーネギーは思いました。

遺書を書いて自殺しよう。

そうカーネギーは決心し、机の引き出しを開けました。引き出しにはもちろん護身用の

拳銃が入っていたのですが、その下には自分の名入りの立派な便せんセットがありま

した。

「ああ、自殺するんだったら遺言を書かなくちゃ」

カーネギーはそう思って苦笑します。

まったく、自殺する前にもひと仕事しなきゃいけないのか・・・。


遺書をかく段になってカーネギーは考え込んでしまいました。

「死にたいぐらいに悩んでいるんだから、さぞかし自分には深い悩みが多いんだろう。

いったいいくつくらいあるんだ?」


わかんなくなっちゃったカーネギーは、黄色い便せんと鉛筆を持ち出し、思いつく問題や

悩みをすべて書き出したそうです。


当時、カーネギーは 「世界で一番忙しい男」 と言われていました。

仕事だけでなく、家族関係を含めると、悩みは絶対に何百もあるに違いない。

 ひょっとしたら 1000個ぐらいあるんじゃないか?

ところが、箇条書きにしてみると、60個ぐらい書いたところで、鉛筆がピタリと止まったそう

です。

思い出して考えて、とりあえず 「もっと悩みはあるはずだ」と些細な問題まで書き出し

ます。

しかし、あんなにたくさんあると思っていた悩みは、結局、70いくつぐらいしかなかったの

です。


普通の人でも70も悩みがあれば多いと思います。

でも自分の問題や悩みは何百もあると思っていた彼は、あれ?と思ったわけです。

結局、70個の悩みを順繰りに次から次へと考えていたことで、自殺をしようと考えるほど

追いつめられていたのです。


悩みを書ききった瞬間、今夜中に解決できることはほとんどないことに気がつきました。

カーネギーは悩みを書いた便せんを、問題ごとにちぎってカードみたいにし、それを仕分

けし始めました。


「明日できること」

「来週以降に着手できること」

「来月で間に合うもの」

「解決できないこと」

という4つの山に分けて、その4つ目の山(解決できないこと)はそのままくず箱に入れて

しまいました。

残った3つの山、自分の悩みを書いた便せんの切れ端をカーネギーは大事に机の引き

出しにしまい、そのまま彼は奥さんと夕食へと出かけたそうです。


もうすっかり、けん銃や自殺のことは忘れて。






苦しさの本質に気づく


私がこのエピソードを読んだのは、もうずいぶん昔のことです。

それでもその時、頭を殴られたようなショックを受けました。

そうか、悩みの本質、苦しさの本質というのは、「複数の問題を頭の中でグルグルと回

している状態」から生まれるのだと気付きました。



これを私は 「頭の中でジャグリングしてる」 と呼んでいます。

ノートをとらずに悩むことは、悩みをジャグリングのように空中で回しているのと同じこと

です。


本来、悩みの解決に使うべき脳の容量をジャグリングに使っている。

だから、あんなに悩むのは疲れるんです。だから、悩んでも答が出ないんです。


悩みが多くなると、一度にすべてを考えることは不可能です。

だから、いくつかの概念やアイデアを、同時に何個かずつ組み合わせては、ぐるぐる回

すことになります。

悩んでも答が出ないと、次は別の組み合わせでぐるぐる回します。

その次も、その次も、回し続けます。

組み合わせが変わると違って見えるので、悩みは無限にあるように気がします。




    

         スマートノート 岡田斗司夫 文芸春秋  





  
感想


紙に書き出すという方法はカーネギーのやり方に限らず、他にもあると思いますが

大切なのは、悩んだときに、いやその前(モンモンとしたとき)に、すぐにノートなどに吐き出

す習慣をつけることだと思うのです。

頭の中を余計なことや、考えてもしかたがないことに振り回されてグルグル回すことほど、

時間を無駄に使っていることはありません。

私の知る限りでは、仕事の出来る人、いつもすっきり爽やかにしている人は、かなりの確

率でメモ、又はノートをとっています。

誰かに教えられたのか、ご自分で発見したのかはわかりませんが、本当に賢い人というの

は、自分で考えるのではなく、ノートに仕事をさせているのです。

そしていつも頭を空っぽにしている(笑)。

それが器の大きさにも余裕にもなるんでしょうね。

みなさんも是非、メモ魔になってください(笑)。

ノートの取り方を学ぶのであれば、「スマートノート」は最高の指南書です。 
本 


  


  

悩みの解消法 1

  
  
  
悩みというのは、「闇が波のようにやって来る」という意味だと聞いたことがあります。

波だから途切れることなく、私たちの脳裏へ次から次へと襲って来るのです。

それを放っておいて、そのままにしておいたなら、いつも悶々と頭や心の中に霧や雲がか

かったような気分になる。

慢性化している人も多いと思います。

「今、すごく悩んでいることがあるんだ」

「悩みが多くてね」

と深刻に言っているけど、その中身を抜き出して、分析をして、どうすればいいのか、わかっ

ている人は少ないと思います。


今日、空を見ていたんですが、夏の空ってきれいですよね。

雲と青空のコントラストが素晴らしく、しばらく見ていると心まで晴れてくるようです。

今、自分が考えていること、ああだ、こうだと想っていることがどうでもいいような事に思えてき

ます(笑)。


頭と心をスッキリ爽やかにするには、一度、悩みの種を抜き出して(書き出して)客観視すれ

ばいい。

机の上に並べてみると

「ふむふむ、自分はこんなことで悩んでいたのか」

「なんだ案外少ないじゃないか」

「今、考えてもしかたがないことだな」

と思うかもしれません。

そこまで客観的にみれたらしめたものです。

心の中はもうスッキリしているからです。

スッキリした時点で、ほとんど悩みは無くなっているのです。

それくらいスッキリ爽やかになるということは大切なことなのです。

無理に解決をしようとする必要はありません。

ただ書き出して並べてみるだけでいいのです。

次の日記でアメリカの有名な実業家カーネギーが悩みを解消した話をしますのでみなさんも

是非、参考にしてください。


  


   

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