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2019年8月24日 (土)

「いい加減な日本語」に注意する

 

 

世の中で言われていることは、本当に正しいのか。 文章を書く仕事をするようになって、そんな疑念を持ち始めました。 日本語というのは、実は極めて曖昧な側面を持っています。

 

だからなんとなくわかったような気になって、物事が進んでいってしまうことがある。

 

例えば、前項でも出た 「いい会社」 という言葉。 しかし、この言葉がいかに曖昧でいい加減な言葉であるか、よくよく考えてみるとわかります。 何を指して 「いい会社」 なのか、ひと言も言っていないのです。

 

「いい会社」 の意味を伝えたいのであれば、何が 「いい」 のか、きちんと中身を明らかにする必要があります。 財務内容がいいのか、事業内容がいいのか、従業員満足度がいいのか、ところが、「いい会社」という言葉だけで通用してしまう。 社会で当たり前のように使われている。 いい会社に行きなさい、いい会社に入りたい、いい会社に入ったね・・・・・・・。

 

 私の書くキャリアのスタートは広告の製作でした。 まず上司に言われたのが、「わかったようで、わからない言葉を使ってはいけない」でした。 これは極めて的確なアドバイスだったと思っています。

 

 その典型例が形容詞でした。 そして求人広告を作っていた私が使ってはいけない言葉の筆頭が、この 「いい会社」 だったのです。 「この会社は、いい会社です」などという広告コピーを作っても、誰もその会社の良さが伝わらないからです。

 

 要するに、これほどぼんやりした、曖昧な、いい加減な言葉を使って、いろいろなものが定義されていたりする、ということです。 世の中を大手を振って歩いているのは、この程度の言葉かもしれない。 私は愕然としました。

 

似たような言葉は、他にもたくさんあります。 「みんな」 もそうです。 「みんな」とは一体、誰のことなのか。 誰と誰と誰なのか。 それがはっきりしていないのに、「みんな」で多くのものが正当化されたりする。 曖昧な日本語には極めて要注意です。

 

━━ 「いい」 や 「みんな」 を使っていませんか?

 

 『成功者3000人の言葉』 上阪 徹(著)

 

 

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