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2017年7月 8日 (土)

人の態度に一喜一憂してしまう自分をなんとかしよう




人間関係の一番の悩みは他人の自分に対する態度だと思うのです。

いつものその人のイメージがあって、そのイメージと違う態度を取られたら、

「自分に対して何か怒っているだろうか?」「自分は嫌われているのだろうか?」「これから自分はどう接していけばいいのだろうか?」・・・・・

など、意識はそちらのほうに向かい、他の大切なことに意識が向かわないのです。

先日ご紹介した悩みを紙に書き出すメソッドですが、大きな反響がありました。

下記のメソッドもきっと役に立つと思います。

頭でごちゃごちゃ考えていても何も解決しないのです。

頭(肉体)はおバカさんだからです。





「5つのマス」 で問題を正しくとらえ直す

 


「友達の態度に一喜一憂してしまう・・・・・」

 

K乃は、今朝、電車を降りた駅で友達に会ったので、

「おはよう」

と声をかけました。 いつもなら、

「あっ、おはよ~ぉ、いま電車から降りたんだぁ」

と返事が返ってくるのに、友達からは不機嫌そうに (と感じた)

「おはよう」 としか返事がなかったので

「私のこと、何か怒っているのかな、私と話したくないのかな」

と考えてしまいました。

友達から
 「嫌われたに違いない」 という考えが浮かびます。

「あの態度は絶対そうだ」 と確信します。

「私って、誤解されやすいのよね・・・・・。でも私に何か悪いところがあったのね きっと」

そう考えていると、暗く、イヤな、自分を責めるような気分にさえなってきます。

学校に行くのも気が乗らなくなってきます。 授業もなんとなく楽しくありません。

昼休みも友達からできるだけ離れています。

一人で机に向かって座っていると、朝の考えがまた浮かんできます。

行動はますます消極的になってしまいます。



空気が読めないのは困りますが、K乃のようにあまり相手の言動に左右されてたのでは、自分らしくのびのびと快適に生活できません。

相手の態度に振り回されないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

まず、今の状態が心地良くないとしたらどう変わりたいか目標をしっかり持つことが必要です。

そして自分の問題に気づいたら、今度はどうなりたいかを考えてみます。


「相手の態度に一喜一憂しないようになりたい」

「何か事が起ったとき、パニックにならないようになりたい」

「ゆううつな気分から抜け出したい」

などでしょうか。 

人は、

「こんな状態では心地良くないからイヤだ」

と思ってはいても、

「では、どういう状態になりたいのか」

と聞かれると、具体的に言葉にならないことが多いものです。

漠然と、「心身ともに快適な生活がしたい」 というのでは、どうしたらそうなるのかわかりませんね。


第一章で触れたように、あなたの反応パターンは、感情と思考と行動が密接につながって、セットで動きます。



ですから、 物事をどのように考え、それをどのように感じ、そしてそれに対する反応はどのようになりたいかを、具体的に考えることが重要 です。



では考え方を見直し、もっと新しく生まれ変わるその方法をご紹介しましょう。



( 書き込むだけで冷静な判断ができる )


相手の態度に一喜一憂しないようになりたいと考えているK乃の場合を例に考えてみましょう。


紙を出して広げてください。 紙に5つのマスを作ります。


1番上のマスに、今朝起こった状況を書きます。


2番目のマスに、そのとき頭に浮かんだ考えを書きます。


3番目のマスにそのときの気分を書きます。


その気分が最悪のときを 100 とすると、いくつくらいか書いておきます。


4番目のマスには、2番目のマスに浮かんだ考えに反対する言葉や、別の考えがないかを書きます。

この別の考えと、はじめに頭に浮かんだ考えを見比べて検討します。


どちらが客観的で合理的、あるいは常識的な考えでしょうか。


場合によっては親しい人に聞いてもらって意見を聞いてみましょう。


5番目のマスに、いろいろ思い、考えを巡らせた結果、いまの気持ち、感情について書き入れます。
 

その気分は最悪の状態を 100 とするとどのくらいかも書きます。


K乃は1番目のマスに、今朝、友達に声をかけた状況を書きました。


「おはよう」 と声をかけたのに友達は不機嫌そうに 「おはよう」 と言っただけでした。


2番目のマスに、そのとき頭に浮かんだ考えを書きました。


それは、


「嫌われたに違いない」


「私のこと怒っているのかしら」


「私が何かしたのかな」


「私は誤解されて嫌われやすい」


などでした。


3番目のマスに、そのときの気分を書きました。


とても不快な気分で、さらに 「寂しい」 「悲しい」 でした。


その気分は最悪の状態からみると70くらいでしたので 70くらいと書き入れました。

 
4番目のマスには、2番目に書いたはじめに頭に浮かんだ考えとは別の考え方、反対の考え方などを書きました。
 

「疲れていたのかな」

 
「友達は今日提出するレポートのこととか、何か考え事をしていたのかもしれない」

 
「家で何か不愉快なことがあったのかな」
 

「体調が悪いのかもしれない」

 
・・・・・そして2番目と4番目の2つのマスに書かれたさまざまな考えをじっくり見てみると、どれにいちばん信憑性がありそうでしょうか。

 
最後のマスに、検討した結果、今の気分を書きます。


「そうか、別に私は何かした覚えはないし、友達はたまたま気が乗らない気分だったんだわ、きっと。 誰にでも機嫌の良くないときってあるものだし」


という結論から、今の気分は最悪のときの 100 と比べると、40くらいになっていました。


もし、 「やはり何か嫌われることがあったのだ」 とどうしても思ったのであれば、それを解決する方法を考えましょう。

相手にそれを聞いてみることもできますし、信頼できる人に意見を聞いてみるのもいいですね。



このように、物事のとらえ方を客観的に正していくことを繰り返していくうちに、


「相手の言動に一喜一憂する」 から 「物事を積極的に考えて自分の考えに自信を持つ」


ように、前向きに変わっていきます。


K乃のように、相手の言動に一喜一憂するのも、たまたま作り出した反応パターンのせいかもしれないのです。


こうした方法ではネガティブな反応を修正して脚本を書き換えることもできるのです。




 
 「1ヶ月」で新しい自分に生まれ変わる方法 中村延江 すばる舎




  

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