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2016年1月20日 (水)

「神と人間」について正しい宗教と誤れる宗教 12




  
感想  



私の義父が亡くなって、5年ほど経ちますが、近くのお寺の住職さんが、節目節目にお経

を唱えに来てくださっています。

最初は住職さんが唱え始め、途中から私たち家族、親族が一斉に同じお経を唱えます。

お経を唱えるのは、亡くなった義父の魂を浄化させるためにして戴いていることは理屈で

はわかっているのですが、その時に唱えている経典の意味であるとか、なぜ唱えることが

必要なのか、今、義父はどこでどうしているのか?だとか

肝腎なこと一切がクエスチョン????なのです。

家族たちも、「このお坊さんに聞いてもたぶん知らないだろう」 と思っているし、お坊さんも

一応は質問を受けたときの準備をしているのでしょうが、

「お父さんは今、帰って来られていますよ」 とは言うものの、普段は?どの世界(幽界?

霊界?神界?)で何をしているかなど、知る由もないと思うのです。

私たちは、死後の世界のことやこの肉体界を安心立命して、活き活きと生きてゆくにはどう

したらいいのだろう?などということをどこで教えてもらえばいいのでしょうか?

「そんなこと知らなくいいんだ、今を一生懸命に生きてゆくことが何よりも尊いんだ」 と大人

は言うのかもしれません(笑)

しかし生きてゆくための基本(原理原則・真理)は知っておくべきでしょう?と私は思うので

す。

でないと必ずどこかで行き詰るからです。
 

しかし誰も教えてくれない。


大きな本屋さんに行くと、人生の指南書や宗教、哲学書がたくさん並んでいます。

頭で理解することももちろん大切なことです。

たくさんの人が良書に出会い、覚醒(安心立命)されることを祈ります。

いや、本に出会うことよりも、人生の師匠(メンター)に出逢うことのほうがずっとずっと大切

でした。

みなさん、守護霊さんにお願いして、真のメンターに会わせて戴くことをお願いしましょう。

あくまでも本は従、人との出会いは主だと思います。





本文




なんでもまず、自己の心の指導者、行動の守護者である、守護霊に念じてみることであ

る。


必ず現界における、善き相手をその人の前に現わしてくれるのである。


自己の内に神があるのだから、他の誰の教えを受けなくとも良いのだ、と思いこんでいる

人が、友人たちに向かって

“君たちは、君たちの内部に神性があって、ひとりでに君たちを善きように導き給うている

のだから、どこの誰に教えを受けたり、浄めてもらったりする必要はないよ” と忠告してい

るのを時々耳にする。


これは真理の言葉のようで、非常に誤っているのである。


内部の神性は、常に人間や事柄をもって、その人を導いているのであって、ある指導者に

逢ったことが、内部神性の導きである場合がたくさんあるのである。


人間は真理に素直であることが、実に大事なことであり、その素直さは、常に内部神性

(守護霊を含めた)の導きに心を傾けている真剣な祈りの念に根柢を置くべきである。


内部の神性とは、常に守護霊、守護神を含めたものであることを忘れてはならない。


宗教教団そのものが立派で正しくあっても、その教えを説く人が正しくない場合がたくさん

あるので、その点も注意が肝要なのである。


また、その教えが、実に立派で、教えそのものとしては、それ以上の高さには誰にも説き得

ないほどのものであっても、その教えのままをこの肉体世界に実現せしめ得ぬようでは、

その教えが生(なま)である、といい得よう。


例えば、人間は本来形なく、姿なきものであり、神、仏と一つのものであって、光明そのも

のである。


実相身、無礙身であるから、幽界があるとか、死後の霊魂が生きているとか、いうことは全

然必要ないことである。


ただ、ひたすら仏を憶念すればよい。


といわれた場合、その理は真であって、返す言葉はないが、ただ、ひたすら仏を憶念する

だけで、安心の境界に入り得る人がいったい何人あるであろうか。


また、ひたすら仏だけを憶念できる人があるであろうか、という実際問題となるのである。


現代のように唯物知識の盛んな時代に、ただ、人間は仏性であり無礙心ある、ということ

や、そのような実相論、本体論だけで、近代人を救いに導くことはほとんど不可能である。







『神と人間』 正しい宗教と誤れる宗教 五井昌久 白光出版





 

 

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