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2014年8月17日 (日)

外にエゴ(欲望)を求めると虚しさだけが残る 2

 


 
西園寺

 

内なる自分自身の中ではすべてのものが満たされているのに、なぜ自分の中を見つめて

いかないのか。

それは依存から始まったのです。

人に依存し始める。 一つのものに依存し始めたときに、人間は自分の内なるすばらしい

力を一つ失っていくのです。

例えば、お医者様にこういう病気ですといわれたときに、医者はあくまでも治療の過程で

こういうことが欠けているから、こうしなさい、このお薬を飲みなさいといいます。

でも、お医者様に依存することによって、本来は肉体の中にある自然治癒力を全面的に

発揮できなくなってしまう。

すべて医者に依存し、薬に依存することによって自らの自然治癒力を失っていく。

また、愛が欠けていれば、愛に依存することによって、自分の本来持っている愛を

失っていく。

自分自身の中に満たされているすばらしいエネルギーも失っていく。

ですから、外に求めることによって、自分自身の持っているすばらしい完全なるものも

失っていく。

それによって、人類一人ひとりのその不安、恐怖は、もっともっと増大していく。

それが人類に影響し合って、みんながないものをもっと取り戻そう、もっともっと

増やそうとする。

あるもので生きていかれるにもかかわらず、あるものには全然感謝もしなければ

満たされもしなければ、そのありがたさも思わない。

そういうエゴイスティックから、世の中の不協和音、対立が始まったと思います。

カリヴァン博士がおっしゃったとおりです。

 

 

カリヴァン

私たち人間は、突き詰めていくと、エゴというものをどうしても無視することができない

と思うのです。

エゴを満たそうとして、人は外に外にと、ないものを求めて、自分自身を充足させようと

するのではないかと思います。

自分が一人の個人として個性のある人間だということをエゴのレベルでどんどん増大

されていくと、自分には何もない、こんなに不足していると思うようになります。

そこには恐怖心もあれば、非常に満たされない虚無感のようなものも生まれてしまい

今度は外に向かって、何とかそこを充足させていこうということになり、それがさらに

また増幅されて欲望の世界に行く、そういうパターンの繰り返しだと思います。

しかし、外に向かって自分の不足しているところを充足させようというのではなく、

内面に目を向けることによって、自分は全体の中の一部なのだ、ワンネスなのだと

いうことを思い出すと思うけれども、どうしてもそれがなかなかできないのが問題だと

思います。

内面を見失ってしまうと、今いったような分離、不足、恐怖、そして外に向かって

それを満たそうとするようになります。

もっとお金が欲しい、もっと食べたい、もっと密な人間関係が欲しいと、外に外に

と向かっていってしまう。

それは終わりがない。

しかも、実際にはそういう方法で充足されることはないわけですから、最終的には

非常にむなしいことになってしまうと思います。




 

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