運命を修正するには守護霊への感謝 2
過去の波動がここに現われている
私という肉体は、五尺二寸というもので、この肉体というのは皆さんの目に見えてい
ますね。
目に見えているけれど、実はこれは本当にあるんじゃないんです。
過去の因縁をたどって、ここに現されている。
現されているだけのもので、過去のものなのです。
というのは、私ばかりではなくて、あなた方も過去の波動がここに肉体となって現わ
れているだけなんですよ。
だから今、生活して、今なんか考えている。
今、病気なら病気をしたとする。
それはみんな過去のものが現われて、いわゆる消えてゆく姿なのです。
この肉体生活を営んでいるということは、神さまのみ心を全うする、天命を果そうと
すると同時に、過去世の因縁を果している、消えてゆく姿にしているわけです。
両方が同時に肉体として現われているんです。
ですから、今、現われている事柄に対して、なんだかんだと心配したって、苦労した
って、何にもならないわけです。
それはもう過去のものだから、単に消えてゆくだけなんですよ。
それをお腹が痛い、どうしようどうしようと、一生懸命におさえている。
不幸だ不幸だといっている。
しかしそれはどうしたって、心配したってどうしたって、それはもう過去にあるもんだ
から、過去のものが出てきただけだから、どうしようもないわけです。
映画の撮影を終わってしまって、フィルムが出来ている。
映画やテレビで上映する、というところになっているわけです。
じゃあ、なんの打つ手もないのか、というとそうではなく、ただ一つあるのです。
それは何かというと、肉体の自分の力でやるのではなくて、守護霊さん守護神さん
お願いします、と守護の神霊のほうにフィルムの修正を頼む━それだけしかない
わけです。
だからわれわれがしなければならないことは、常に寝ても覚めても、守護霊さん
守護神さん有難うございます、神さま有難うございます、といって、神さまの中へ
入りこんでしまう、神さまと一つになってしまう。
一つになりながら、一生懸命、日常生活の消えてゆく姿をやっている。
それ以外にないんです。
それをハッキリと観念して、純粋に純朴にそれを信じて、行なってゆくということが
悟りなんですよ。
そうすると、今まで感じてなかった世界、神霊の世界もハッキリわかってくるし、いろ
んなことがわかってくる。
「永遠のいのち」 五井昌久 白光出版
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