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2014年1月 7日 (火)

働き方のくふう

 

働き方のくふう
 

 

額に汗して働く姿は尊い。だがいつまでも額に汗して働くのは知恵のない話である。

それは東海道を、汽車にも乗らず、やはり昔と同じようにテクテク歩いている姿に等しい。

東海道五十三次も徒歩から駕籠へ、駕籠から汽車へ、そして汽車から飛行機へと、日を追って進みつつある。

それは、日とともに、人の額の汗が少なくなる姿ではあるまいか。

人より一時間よけいに働くことは尊い。 努力である。 勤勉である。

だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることも、また尊い。

そこに人間の働き方の進歩があるのではなかろうか。

それは創意がなくてはできない。 くふうがなくてはできない。

働くことは尊いが、その働きにくふうがほしいのである。

創意がほしいのである。

額に汗することを称(たた)えるのもいいが、額に汗のない涼しい姿も称えるべきであろう。

怠けろというのではない。

楽をするくふうをしろというのである。

楽々と働いて、なおすばらしい成果があげられる働き方を、おたがいにもっとくふうしたいというのである。

そこから社会の繁栄も生まれてくるであろう。

 

     「道をひらく」 松下幸之助  PHP





 

感想

今、東京の大学に行っている息子が正月休みで帰って来ているのですが、私が疑問に思っていること、知りたがっていることを口にすると、すぐに答が返ってくるのです。

それは息子が考えて答えているのではなく、スマホで瞬時に答を出し、それを見て言っているのです。

便利と言えば確かに便利です。

たとえば

「何が食べたい?」 「ラーメンがいいな」 「どこが美味しい?」 「東京にも支店があるんだけど博多一風堂が美味しいよ」 「この辺ではどこにあるの?」 ・・・・・・(調べる)・・・「高槻と箕面(いずれも大阪です)にあるよ」「箕面店が近いね」 「今日やってるかな?」 ・・・・・・・(電話する)・・・・・「やっているって」

「じゃあ行こう!」 ものの3分でした。

無駄がない、確かに決断、行動が早くなります。

こういうもの(文明の利器)は大いに利用すればいいと思うのです。

しかし、これは東京・大阪間が新幹線や飛行機になって時間短縮になったことと同じであって

早くなっただけであって

時間を有効に使えているかは別なのです。

時間短縮によって余った時間をただぼんやりと怠惰に無駄に過ごしているのなら、なんの意味もない、せっかくの恩恵にあずかっていないことになります。

電車でスマホをやっている人を見ていると意外とゲームをやっている人(大人)が多いのに驚かされます。

子どもだったらまだわかるけれど、大人がゲーム?

私の考え方が古いのかもしれません(笑)

一昔前、電車でマンガの本を読んでいる人は、馬鹿にされていました。

今では市民権を得てマンガも立派な文化だと理解されるようになりましたが

やはり異和感があったのです。

「マンガは子どもの読み物だろう」 

「大人だったら、小説か新聞を読め!」

「みんなが見ている中でみっともない」

・・・・と

凄い偏見なのかもしれません。

何をしようと勝手なのかもしれません。

しかし人間は、その人の一部を見て全体像を把握しようとするのです。

ゲームをやっている人を見たら家でもどこでもずっとやっていると思う

マンガを読んでいたら、この人はマンガしか読んでいないのではないかと思ってしまう

それは思う人の勝手だ、自分はそんなの気にしない

どう思われたってかまわない

って言うかもしれない

だけど、電車の中に知っている人が乗っていたらどうします?

あなたの奥さんのご両親にばったりと会ったらどうします?

会社の上司や親せきのおばさん、おじさんと会っても

マンガ本は隠しませんか?

ゲームやるのを止めませんか?

それは、自分が怠惰なことをやっているという後ろめたさがあると思うのです。

時間を有効に使っていないという負い目があると思うのです。

子どもの頃は、親が

「いつまでマンガ読んでいるの? 勉強しなさい!」

「また、ゲームばっかりやってェ やることはやったの?」

と注意しました。

する時間が決められていました。

しかし大人になるとやり放題です。

誰も止める人はいない

マンガは置いておいて(いいマンガもあるので)

ゲームをして充実感はありますか?

生きているという実感はありますか?

時間を有効に過ごせていますか?

やった後で虚無感(むなしくなること)はありませんか?

こんなこと書いたらすごい反発がきそうだな(笑)

先ほど書いたように文明の利器は大いに利用すればいいと思うのです。

しかし利用が終わればすぐに現実世界に戻らなければならない

今私たちが生きている現在、今です。

今を疎かにすると後で必ず後悔するのです。

一瞬一瞬の積み重ねが人生です。

人間と動物の違うところは

創意工夫が出来ることです。

日々改善していくことが出来ることです。

「どうすればよくなるんだろう?」

「どうすればもっとみんなが幸せになるのだろう?」

「どうすれば人が喜んでくれるのだろう?」

人間の考えることってそれしかないと思うのです。

無駄な時間を過ごしている暇はないと思うのです。

 

 

 

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