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2013年8月23日 (金)

人の名前の前に感情を付けるな!

  

人間関係で悩んだときに、私はいろんな本を読んで解消しようとしました。

なにを解消しようとしていたかというと

自分がどんな相手に対しても平常心でいられるかどうかなのです。

常識のない人、仕事をサボる人、真面目(誠実)でない人、お金に汚い人、自分をよくみせようとする人、人前で平気でタバコを吸う人、ルールを守らない人、人の嫌がることを平気で言う人、電車で足を組んでいる人、大声で電話で話している人・・・・・、そして私のことを嫌いだと思っている人

要は、自分が静かに穏やかに平和な心境で過ごしたいのに、それを邪魔をする人たちが嫌いなのです。

これは原因は外(人)にあるように思えるけれど

自分の心の中に原因があることがわかります。(同じ状況でも平気な人もいるからです)

しかし、なかなか自分の心の中を正面から見つめようとはしないのです。

そしてその目は内に向かずに外ばかりにいく

そして他人のせいにばかりする(あいつが悪いんだ)

またはそんな自分に嫌気がさす(自己嫌悪)

自己嫌悪は自分に意識が向いたようにみえるのだけれど

本当に自分の心を見つめているわけではないのです。(内省しているわけではない)

そして

犯人捜しをしているわけでもないのに

「自分か相手のどちらかが悪いんだ」 と決めつけなければ解決しないと思っている

そして結論はというと

自分を嫌いになるか相手を嫌いになるかどちらか なのです。

変ですよね

どうして嫌いにならなくちゃいけないのか?(笑)

白黒つけなくちゃいけないのか?

それは相手にも自分にも感情という名称を付けてしまっているからです。

「無神経で常識のない○○さん」

「感情的でいつも怒っている△△さん」

「理不尽なことを言ってしまう××さん」

「誰も注意しないことをいいことにサボってばかりいる□□」

「電車の中でお年寄りに席を譲らず平気でいる若者」

「当り前のルールさえ守れない大人たち」

○○さん △△さん □□ 若者 大人たち・・・・名前は知らなくてもその人たちの頭には自分の感情を入れた人たちがいるのです。

自分が感情をつかんでその感情をその人たちにつけている

嫌いな○○さんと名称を付けてしまっているのです。

相手が感情のおばけちゃんになっている

つまり自分の心の中の感情に自分が振り回されているのです。


赤ちゃんはどんな相手に対しても無邪気に笑っています。泣いています。

それは赤ちゃんは誰に対しても一切の感情を入れていない、肩がきも名称も付けていない、どんな人だとも思っていない



こんなことがありました。

ヘビースモーカーだった友人と久しぶりに会うことになり、食事で喫煙席に付き合わされることを覚悟していたのですが

その友人が

「オレ、タバコ辞めたんだ」

と言った時

その友人が天使に見えました(笑)

「君は素晴らしい!」 「凄いぞ!」 「よくやった!」

人が嫌がっているのに平気で喫煙席に誘いタバコを吸う○○君

タバコを辞めることが出来た意思の強い素晴らしい○○君

に変わったのです(笑)。

いかに自分が感情に振り回されていたかがわかります。

タバコの煙が苦手でない人にとっては

どうでもいいことです。

人間は日々生まれ変わっている

“日々新生” です。

人間は日々進化し生まれ変わっているのです。

だから

昨日までの自分の感情を捨てて

あらゆる人に付けてきた過去からの名称(感情)を外して

そして

毎日のように会っている人でも

まったくその人と初対面で会ったような新鮮な出会いを

毎日、毎日繰り返してゆく

一期一会のように大切に接していく

それが人とうまく付き合ってゆく

コツのような気がするのです。

 

誰かに対して、「この人とはどうしても合わない」と思ったことはありませんか?そんなときは、この世には自分と合わない存在があることを認めてしまうことです。好き嫌いの感情には、理屈では解明できない部分があります。
してはいけないのは、気に入らないからといって、いじめたり、差別したり、攻撃を加えたりすることです。
といって、無理に合わせる必要もありません。この人とは性格が合わないということを受け止め、自分も相手もひとつの生命だと認めればいいのです。「自分は自分、他人は他人」のスタンスでかまいません。こう考えると、嫌いな気持ちが少しずつ治まります。
「嫌い」という気持ちを外して淡々と接すると、相手も歩み寄ってきます。合わない同士だからこそ注意深く接するので、パズルのヒースをはめていくように関係がうまく進み始めます。
あらゆる生命を平等に見れば、人間関係で苦しむこともなくなります。いままでよりずっと楽に生きられるのです。

 


(アルボムッレ・スマナサーラ『こころを清らかにする言葉』より)



 

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