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2013年7月 7日 (日)

果因説の考え方

 
 



現代人にとって一番大切なことは自分の心、想念をいかにポジティブに明るく、そして前向

きに持ってゆくかだと思うのです。

今、自分の想っていることが未来の自分をつくる。

これはほとんどの人が気がついていることだと思うのですが、どうしても過去の出来事、

過去の自分の想念行為が気になるのです。

無視できないのです。

だからエネルギーを未来にだけ向けることが出来ない。

しかし今までの因果律が間違っている、本当は想いを未来だけに向ける果因説が正しい

のだということがはっきりとわかり、それを強く主張してくれる人がいるとそれにみんな従い

たいのだと思うのです。

過去のことは忘れましょう。

水に流してしまいましょう。

そして川上(未来)に向かって希望のエネルギーを投げ入れていきましょう。
 




因果律と果因説の違い━過去→現在→未来か、 未来→現在→過去か



次にあげる因果律と果因説の違いは、「過去→現在→未来」という因果律の流れに対し

て、果因説の流れでは、 「未来→現在→過去」であるということです。

因果律では、現在起こることは過去の因が決めている、つまり 「過去→現在」という全体

の流れがあります。

病気に例えると、「過去にしてきたさまざまなことによって、現在病気になることがすでに決

まっていた」 というように、過去に起こった一つのことが原因となり、次々と玉突き式に結

果となって、現在の病気が現われる。

そして現在の病気がまた新たな因となり、「現在→未来」 という流れに乗って、未来の結

果となってゆく。

これが因果律の流れです。

この考え方でゆきますと、過去からやってくる病気に対して、現在や未来では何一つ打つ

手がなく、ただ黙って受け入れるしかないということになります。

現在も未来も過去に起こったことから生じる必然であって、もし過去に別の選択をしていれ

ば今病気にならなかったかもしれないが、過去に戻って過去の選択を変えることが出来な

い以上今も変わらない、今が変わらなければ未来も変わらないということになります。

これでは、人間には全く自由意思がないということになってしまいます。

しかし果因説では、「未来→現在」という流れに乗って、未来の結果を先に創り出すことが

出来るのです。

例えば、川は川上から川下へと流れています。

今現在自分は川の中にいて、傍に落ちていた葉っぱに希望や夢を、現実に現われるよう

に書き込むとします。

それを放り投げます。

川下のほうに放り投げたら、その希望の葉は永遠に自分のところへは戻ってきません。

自分の手から放たれた瞬間からどんどんと川下のほう(即ち過去)へと流れ去っていって

しまいます。

結果、その希望は自分の手には戻りません。

だからこそ投げる時には、必ず川上に向って(即ち未来の希望のビジョンを見て)、投げる

のです。

その希望の葉は川上のほう、即ち未来へと放たれて、そこから次第に川下へと流れてゆきます。

そして今、ついに現地点の自分のところに、何年か、何ヶ月か、何日か前に投げ込んだそ

の希望の葉が戻ってきて、自分の前を通り過ぎようとしています。

それを自分がキャッチすることにより、希望していたことが現実に顕現されるのです。

時間は未来から現在へとやってくるのです。

そして毎日のように、思い出すたびに繰り返し繰り返し希望の葉を何十枚、何百枚、何千

枚、何万枚と未来に投げ込みつづけると、いつの日か、宝くじのようにそのうちの数枚が、

必ず自分の前に現われ、現実となるのです。

従って、まさに今の瞬間、自分の未来に対する希望や輝かしい人生の設計図を強く思い

描き、

「絶対大丈夫!」 「必ず出来る!」 「すべては可能である!」 「すべては完璧!」

 「欠けたるものなし!」 「必ず成就する!」・・・・・・などという想いや言葉を繰り返すこと

により、それが現実となって現われるのであります。

時間は未来から現在、現在から過去へと流れているのですから、今この瞬間、未来につい

て思ったこと、考えたこと、語ったことの成就は、いずれ現在にやってくるのです。

ですから今現在、この瞬間、未来の希望を繰り返し、繰り返しインプットすることにより、

それが次々に現在へと流れてくるのです。

そしてそのうちの数枚の葉(未来に投げかけた希望のビジョン)を、自分がキャッチする

瞬間が必ず来るのです。

これが果因説です。

今までのような、過去の原因を突き止め、悪い種を一つ一つ暴き出し、それを排除しつつ

上り詰めてゆくやり方は、過去のマイナス(川下)に意識が集中するため、目的達成が

容易ではありません。

しかし、過去の因縁に由来する果因律に心縛られず、憂えず、今の瞬間、未来(川上)に

向って自らの意識を高めるという果因説に切り換えると、自らに内在する素晴らしい資質

が目覚め、人生は好転するのです。

    

         「果因説」 西園寺昌美 白光出版





 

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