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2013年5月 4日 (土)

孫正義名語録 2

 
 

交渉の極意
 
 

交渉は 「鯉取りまあしゃん」に学べ。

 

「鯉取りまあしゃん」 とは、上村政雄氏という実在の人物だ。

孫正義の出身県である佐賀県と福岡県の県境を流れる大河・筑後川で、独特の漁法によって鯉を取る名人である。

火野葦平や開高健の小説やエッセーの題材に取り上げられたことでも知られている。

鯉取りまあしゃんが、真冬の筑後川でどのようにして鯉を取っていたのかを紹介しよう。

まず、漁をする数日前から肉やうなぎなど栄養価の高いものを摂り体調を整える。

当日はまず河原で焚き火をして、そこで体から汗が噴き出るくらいまで体を温めるのだ。

その後に川に入り、水底にもぐり横たわる。

すると体の温かさを求めて、鯉が横にやってくるのだ。

まあしゃんはそれを優しく抱き、そしてそのまま陸に上がってくる。

これが鯉取りまあしゃん」の漁法だ。

この方法で、一度に両手と口で3匹を取ることもあったという。

孫正義は社員に交渉の極意を説くときに 「鯉取りまあしゃん」 のようでなければいけないと説いていた。

交渉の前に、じっくりと準備をし、交渉相手が自然とこちらと合意したくなるように交渉するのだ。

孫正義にとって交渉とは、相手を説得することではない。

相手から慕われるためのプロセスなのだ。

  

     「孫正義名語録」 三木雄信著  ソフトバンククリエイティブ







感想

漁をするとは、普通は人と魚との闘いですよね。

魚はお金になる、生活の糧になる、だから奪い取らなければならない

「いただきます」 は命をいただきますという意味で感謝を捧げるものなのだけれど

そのような気持ちでは大量(大漁)に魚を獲ることなんて出来ない

だから魚は物でしかないのです。

魚がいのち(生命体)ではなく、お金に見える

だからそこには愛がない

だから、地球の生態系が崩れている

「まあしゃん」の場合は、魚に対して精一杯の誠意がある

「ごめんなさい」

「いのちをいただきます」

という申し訳なさがある

その代わりに

「全身全霊で、身体を張って獲らせていただきます」

という謙虚さがあるのです。

自分の体温と魚が心地よいとする温度とが合う

合うは愛と同意語なのです。

昔はこのような漁法をする人がいたんですね。

人間はもっと生き物たちの対して

感謝と謙虚さが必要だと思うのです。

そしてそれは同時に人どうしの関係においても同じだと思うのです。





  

 

 

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