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2013年5月20日 (月)

果因説━21世紀の意識改革 2

 

因果律がもたらす恐れや不安

 

なぜ人はこんなにも恐れを抱えたまま生きているのでしょうか。

それは自分の未来が見えず、いつ何が起きるか分からないと思っているためです。

そればかりか、自分はいつか過去にしたことの報いを受けると頑なに信じてしまっているのです。

これは 「原因があって後に結果が生じる」 という因果律に起因します。

この因果律という言葉をご存知の方は多くおられると思いますが、因果律とは、一切のものは原因があって生起し、原因がなくては何物も生じないという法則です。

例えば、結婚したので子どもが生まれた。妻が仕事を持ち忙しくなったため、すれ違いが始まった。

すれ違いが続いたため、夫が浮気をした。

夫が浮気をしたので離婚した。

これらは原因があって結果が生じているわけです。

この世の中に生じているさまざまな事柄はすべて、因果律をもって説明することが出来ます。

原因があって、結果がある。

過去に蒔いた種は、いつかは果となって現われる。

その結果がいつ自分の人生に現われてくるか、見えない未来に不安や恐怖を抱いてオドオド生きている ━ これが現代人の姿であると言えましょう。

恐れを抱いて生きている人の内面を見てみると、彼らは自分の欠点を掴み、自信を失い、劣等感を抱き、ネガティブ思考で生きています。

そして現実になってほしくないことを恐れるあまり、その通りの現実を自らに引き寄せてしまうのです。

そのような人々にも必ず長所や才能、また他の人にはない優れた部分があるにもかかわらずです。

人は誰も完璧なるものを内在させています。

誰もが内に本来の叡智、能力、美、直観、可能性等を備えているのです。

本来、欠点を克服することにエネルギーを注ぐよりも、自分の長所を最大限に活かすことのほうが、どれだけ人生が明るくなるか計り知れません。

先ほども挙げましたが、 「もう半分しかない」 と 「まだ半分もある」。

全く同じ状況でも、未来に目を向けるだけで人生は好転に向かうものです。

それを、失われてしまったものや自分の欠点、自分のネガティブな面に執着するあまりに、しなくてもよい嫌な体験や失敗を自らの意思で引き寄せ、その恐れの体験を繰り返しているのであります。

このように人々が不安恐怖にエネルギーを与えつづけ、それらを現実化させてきたことにより、人生に生じる現象はすべて因果律として処理されてきました。

人類は長い間、この因果律を何の疑いもなく受け入れ、それらに翻弄されて生きてきたのです。

しかし、20世紀まで続いていた因果律は、21世紀においては果因説へと移行してゆくのです。

この果因説を理解し、実践することにより、人々は真の幸せを見出してゆけるのであります。

なぜなら果因説とは、自分自身の内なる輝きや本来持っている資質、エネルギーを引き出し、それによって希望に満ちた自分の未来を創り上げてゆく方法であるからです。

この果因説は、過去の因縁因果の法則を超越して生きられる方法ですから、これが判れば、過去に縛られる必要が全くなくなるのです。

そして自分の現在、未来をいかようにも創り変えることが出来るのであります。

       
      「果因説」 西園寺昌美 白光出版



 




  




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