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2013年2月25日 (月)

十人百色 3

 
 
・・・・中学生のときにも経験があった。

当時の陸上の顧問は名物コーチで、彼女が赴任した学校の陸上部は、ことごとく飛躍的に成績を伸ばしていた。

卒業後 「なんで先生が教えると伸びるんですか?」 と聞いてみると、それは実に簡単なカラクリだった。

練習でタイムを測るとき、実はいつもスタートからすこし間をおいてストップウオッチを押していたと言うのだ。

練習ごとに伸びていく自分の記録に驚きながら、選手たちはそのまま成長し、全国大会に出場してしまった。

やる気や感情といったメンタル面が、身体へ確実に影響を与えていたのだ。


  
 
その後、ぼくは大学在学中に仕事をはじめた。

そしていろんなセミナーに参加するようになると、ふたたび驚かされることになった。

どのセミナーでも、どの人も、みんな同じことを言っていたからだ。

  

思ったことが起きる。

現実は自分が作り出している。

いいことを思うと、いい結果が生まれる。

紙に書けばさらに実現しやすくなる。

 
つまり 「思ったことは叶う」 と言う。 いい年をした大人たちが酒も飲まずに、真顔で夢を語っている。

聞いているこちらが照れてしまう。

ホントかよ。 ありえないと思った。

じゃあ七夕のとき 短冊に書いた願い事はどうなるんだ・・・・とぼくの心は斜めから見ていたが、半信半疑のまま、自分の夢を100個書き出したのは、もう20年以上も前の話だ。

100個にするために無理やり書き殴ったと言ってもいい。

「ホッチキスが欲しい」 といった小さなものから、

自分で噴き出しそうになるほどの大きなものまであった。

物から物じゃないものまであった。

今ではそのほとんどが叶っている。 その時、想像すらできなかった夢までも。

 左ハンドルの車に乗る。 これは書いた6ヶ月後に実現した。(実は買った40日後に事故で廃車になる。神様はまだお許しじゃなかったようだ)

海外旅行。 人生初の海外で、初の飛行機。 10ヵ月後に叶った。

秘書を雇う。 これは書いた2年後に叶う。

家を建てるという夢は4年後に叶った。

全国ラーメン食べ歩き。年収1億。 自分の本を出す。カフェを経営する。映画監督。

音楽の仕事に携わる。 親孝行する。 孤児院を開く。別荘を持つ。

宇宙旅行する。

カメラマンになる。 最強の友達に囲まれる。

などなど、書いて書いて書きまくった。

自分の本を出す。

これは少し大胆だった。 文章なんて書いたことがなかったからだ。

当時、自分が一番長く書いた文章というのが高校のときに読書感想文で、それすら妹が書いたものを写したくらいだった。

でも12年後に叶ってしまった。

絵を描いて海外で個展を開くというのも書いた。

筆を持つのは中学3年の美術の授業が終わったとき以来だ。

それも決して、学生時代、高い評価など受けたことがなかった。

そして1999年、ニューヨークのSOHOにて開いた個展は、僕にとって人生初の個展になった。

夢は紙に書かれた瞬間から、あなたに全力で向かってくる。

大きさは関係ない。

小さな夢より大きな夢が先に叶うこともあるくらいだ。

 イメージすればするほど、夢に近づくスピードは増すだろう。

ただ鮮明にイメージすればするほど、その先に死が見え隠れするかもしれない。

怖くなって視線を落とし、今をみつめたくもなる。

だから死とはなにか? 自分なりの結論を持っている人は強い。


 「やる気のスイッチ!」 山﨑拓巳 sanctuary books






 

  

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