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2013年1月23日 (水)

人間とはいったい何者なのか?2

 

  囚人たちの神性を拝んだ老僧

ある老僧が刑務所に講話にいった時、前に並んだ囚人たちを見て

「ああ仏さまたちがおかわいそうに、こんなお姿でここにいなさる。 ああお気の毒な仏さま方」 といってハラハラと落涙されつづけたそうです。

すると囚人たちは、その老僧の真実のこもった涙に、声をそろえて泣き出し、スッカリ心を浄められたということです。

 この話などは、一言の説教も、一言の訓戒もせず、ただ囚人のなかのみ仏の姿をみつづけた老僧の心が、囚人のなかから仏性を呼びさませしめたのであります。

 人間はすべて神の子、 仏の子であります。

悪とは神仏を離れたマイナスであって、その人の本心のなかにあるのではありません。

悪や不幸はすべて消えてゆくより仕方のないものなのです。

      「日々の祈り」 五井昌久 白光出版



  

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