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2012年11月 2日 (金)

マイナスをプラスに変える強さ 2



逆境を軽快に乗り越える



● ある日、サムが非常に驚いた。友人のソールが、憎悪と悪意に満ちたユダヤ主義の新聞を読んでいるではないか。そこでソールに聞いた。

「一体、なぜそんな新聞を読むんだ?」

「これを読むと、非常な喜びと誇りを感じるからさ」

「非常な喜びを誇りを感じる? さっぱりわけがわからないね」

「わからないの? ユダヤ人の新聞を読むと、ユダヤ人が殺害されたとか、暴行を受けたとか、暗い話ばかりだ。ところがこれを読むと、おれたちユダヤ人が、大銀行を所有し、強大な権力を持ち、世界を支配しているかのような記事ばかりだ。 これを読んで、喜びと誇りを感じないかね!」


(ユダヤ人は、しばしば周りから悪口を叩かれ、いわれなき中傷をされる。事実無根のことを書き立てる新聞を嫌悪するかと思うと、そうではなく、むしろ自分たちを高く評価しているととるのだ。一見矛盾しているようだが、そのような中傷を見事に逆手にとってやり返している)




ユダヤ人のことわざに、苦難に打ち勝つ方法として、「飛び越えられないのなら、下に潜れ」というのがある。

一面だけではなく、いろいろな角度からその問題を分析し、冷静に判断すれば、なんらかの選択肢が見つかるはずである。

どんな困難に直面しても断念しないで、活路を懸命に探せば、解決法が必ず見出せると忠告するのだ。

その際、情勢や現状について、自分にとって都合のいい、願望を含んだ甘い判断(期待)をしてはいけない。

あらゆる要因を冷静に分析し熟慮したうえで、現在と近い将来は、むしろ悲観的に評価したほうが賢明だとする。

なぜなら悲観的に考えていれば、たとえ自分の期待に反する最悪の結果が出たとしても、失望したり気落ちしたりする度合いが少ないからだ。

つまり、その結末をはじめから覚悟し、心構えができるからである。

その一方で、行動を起こすときには、明るい未来と自分の力を信じて、長期的には楽観主義を通せと教える。

将来に希望を持たなければ、力強く前進することができないからだ。

ユダヤ人には長年、多くの辛酸をなめただけに、苦労や心配事に関するジョークがじつに多い。




  「頭がよくなるユダヤ人のジョーク集」 鳥賀陽(うがや)正弘 PHP新書



  

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