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2012年9月 6日 (木)

鈍感力を磨こう 2

     

波立ちやすい心を鎮める


明るく前向きで、クリエイティブな考えをする人でも、心が波立っているときは、判断を誤ったり失敗したり、ネガティブ思考になってしまうことがあります。

人はささいなことで、心の平静さを失ってしまいがちです。

平静で前向きに生きていくためには、「鈍感力」が必要だと私は思っています。

「鈍感力」とは、作家の渡辺淳一さんによる造語です。

小泉純一郎元首相も「鈍感力が大事だ」 と発言されて、話題になった言葉です。

鈍感というと、あまり良い響きではありません。

心くばりで求められる心の動きをキャッチする敏感な神経と同時に、「鈍感力」も実は同じくらい欠かせない力なのです。



世の中には、ここぞというときに限って、実力を出せなくなる人がいます。

それは、緊張、不安、迷いなどで心が乱れ、力がまとまらず、成すべきことが成せなくなるからでしょう。

実力があるのに、もったいない話ですが、自分の力を出し切って最善の結果を導くためには、どんなときでも冷静にふるまえる強い心が必要なのです。



私はなにか予想しないことが起きても、アワアワと取り乱し、心が波立つということがありません。

それは、「動じない心=鈍感力」を鍛えてきたからです。

鈍感力をもつと、どんなピンチのときでも動じなくなります。



不動心が自分を強くする


では 「鈍感力」 をどうやって鍛えればよいのでしょうか。

嫌なこと、自分の人生にとって重要でないことに対しては、過敏にならないようにします。

不安のタネやネガティブなこと、気が沈むことにはあえて、鈍感になるのです。

「敏感」 は大事ですが 「過敏」 になってはいけません。

敏感が過ぎる=過敏になると、ちょっとしたことで落ち込んだり、不快になったり、苦しんだりしてしまいます。



嫌なことがあっても、「しょうがないな~」 「まあいいか・・・・・」

と受け流し、静かで安らかな状態の自分を思い出し、そのイメージに身を委ねます。

そのイメージをくり返すうちに、心が平穏であることを当り前に思えるようになり、どんな出来事でもドーンと受け入れられる包容力がもてるようになります。

むやみに傷つかず、自分を守り、さらに成長させるためには、鈍感さも必要なのです。


静かな、動じない心は、本当に強い心です。

強い心を持っている人は、どんなときでもまず、人への思いをはせることができます。



湖面が波立っていては、空に浮かぶ月を映し出すことができないように、心が波立っていては、相手を映し出すことはできません。

湖面がシーンと静まり返って初めて、正しくクッキリとした月を映し出すことができるのです。

落ち着いた動じない心でいつも過ごすことができれば、人にも優しくなれますし、自分をいたわる心くばりにもなるのです。




「世界に誇れる日本人の心くばりの習慣34」 三枝理枝子 中経出版



   

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