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2012年8月18日 (土)

日本人が世界に誇れる33のこと 2

  
  
  
感謝の言葉が豊かな日本人



わたしが日本の文化の中で特に尊敬をしているのは、感謝の気持ちを表す表現が豊かであることです。

「ありがとう」の気持ちを忘れずに相手に表現する必要性は、どの国でも母親や父親が子どもに言って聞かせます。

わたし自身、両親に教えられ、「Thank You」という言葉の意味の深さについてよく考えていました。

しかし、日本の日常生活にある豊かな「ありがとう」の感謝表現は、他の国とは異なります。

実にさまざまな、感謝を表すことばがあるのです。

「すいません」

「ありがとう」

「恐縮です」

「おそれいります」

「助かりました」

「お世話になりました」

「ご馳走さまでした」

「お疲れ様でした」

長年日本にいても、その場その場で使い分けられる 「感謝の表現」の複雑なニュアンスに戸惑うことがあります。

ちょっとしたおじきなど、感謝を表すジェスチャーもたくさんありますし、お土産やギフトの文化に含まれる 「感謝の心を表す行為」にも、深い意味や歴史があるようです。

日本の社会では、ビジネスでもプライベートでも、感謝の気持ちを表すことが基本的な習慣となっています。

「お礼の気持ち」 をどのように表すべきかという「課題」を、無意識のうちにこなしてしまっているのです。

もちろん他の国にも、「家族を大切にする」「社会活動を行う」などのすばらしい共通認識がありますが、「ありがとう」をここまで極めている文化はありません。

言うまでもないのですが、「ありがとう」を中心に考えると、必然的に「我」ではなく、「相手」がフォーカスされます。

相手のためにどのように言えばいいか、どのように動けばいいか、何を差し上げればいいかを日常的に考えるようになると、自己的ではなく外向きな視点をもつようになるでしょう。

時には、組織のチームワークやグループシンキングが上達します。



わたしの子供たちが小さいころ、よく横浜の市営バスを利用していました。

わたしたちが定期的に乗るバスが日野墓地を通る関係で、お墓参りをされるご年配の方が多くいらっしゃいました。

それらのお年寄りたちのほとんどが、バスを降りる前に運転手さんに向って「ありがとうございます」と声をかけていました。

目的地まで無事につれていってくれた運転手さんへの、「お礼」 の気持ちを、当り前のように、何気なく言葉にしていることに心を打たれました。

そうした文化が、子供たちにも根づいていることを、わたしは誇りに思います。

先日、子供とタクシーに乗り、十歳になった娘が下車する際に、無意識に運転手さんにちょっとしたおじきをし、「ありがとうございます」と丁寧に言ったのです。

その瞬間、母親としてとても穏やかな気持ちになりました。

これからも日本人のお礼の心を、親子ともども、どの国に行っても、大切にしていきたいと思います。

「日本で暮らせて、ありがとう・・・・・・」



 

『日本人が世界に誇れる33のこと』ルース・ジャーマン・白石 あさ出版






感想


最後のルースさんのひと言

 「日本で暮らせて、ありがとう・・・・・・」

はぐっときますね。涙

こちらこそ

「日本に来てくださって、日本を大好きになってくださって、ありがとう・・・・」

と言いたいです。



  

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