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2012年7月20日 (金)

好かれようとすれば誰からも好かれなくなる 1



  
シンプルに考える


千利休の失望



これは仕事にしても何にしてもそうですが、仲良くなってしまうことが物事を円滑に進めるための一番いい方法です。

しかし、仲良くなるには好かれようとしてはいけません。

好かれようとするあまり 「自分を必要以上によく見せようとする気づかい」 は自分のためにならないと思うのです。

「媚びた気づかい」 と言い換えてもいいかもしれませんが、それは必ず見破られます。

こんな話があります。

ある冬、茶人の千利休が大阪から京都へ向かう途中、友人の家へ立ち寄った時のこと。

主人は突然の訪問に驚きつつも利休を迎え入れたのですが、主人の家は手入れが行き届いています。

もてなしも決して豪華すぎず、風流で、実に利休好みでした。

しかし、料理の一品にかまぼこが供されたところで利休は気づきます。

当時、かまぼこというのは日持ちのしない高級品で、一般庶民がパッと出せるようなものではありませんでした。

にもかかわらず、かまぼこがあった。

つまり、主人はもともと利休が来ることを知っていたのです。

周到な準備をしておきながら、まるで知らなかったようにふるまった主人に利休は失望し、その場を去ったと言われています。




メッキは必ずはがれてしまう


外見がよければよいほど、そのメッキがはがれた時の失望感は大きくなります。

取り繕う気づかいというのは嘘をついているようなものなのです。

以前、数日間にわたる企業の新人研修プログラムがあり、私がそのうち一日を担当することになりました。

私は研修前日から現地入りしていたのですが、夜お風呂に入っていると研修生たちと一緒になったのです。

ところが、彼らはまだ私が講師だということを知りません。

桶も洗面器も使いっ放し。椅子もバラバラ。配慮というものがまったくありません。

「明日が楽しみだなぁ・・・・」と思ったものですが、気づかいの習慣というのはそうした日頃の行いの中にあらわれます。

おそらく私が講師だと知っていたら、きちんとした印象を見せるためにもっと行儀よく使ったいたでしょう。

つまり、一瞬なら 「気づかいができる自分」 を取り繕うことはできますが、ふとしたところでボロが出ます。

メッキは必ずはがれてしまうのです。

「気疲れ」 という言葉がありますが、今以上の自分を無理して見せようとするから疲れてしまいます。

だから続かなくなるのです。

気づかいというものはもっとシンプルに考えていいと思うのです。




   

    日本人にしかできない 「気づかい」 の習慣 上田比呂志著



 


感想


う~ん、千利休の話が本当だったとしたら、私は利休さんは大人げないと思うのです(笑)。

気づかないふりをしてあげてもいいのでは・・・・と。(甘いかな)

訪問を知っていたけど知らなかったふりをしてもてなしてくれたわけでしょ。

それも気づかいじゃないのかなぁ

そこだけ感謝すればいいのでは

それに後でかまぼこを買った人(おそらく使用人)が責められて、辞めさせられるかもしれない。

私には利休さんが感情で帰ってしまったとしか思えないのです。

しかし、いろんな考え方があるので、これはここだけの話にしておきます。

みなさんはどう思われたでしょうか?



  

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