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2012年6月10日 (日)

中国人が感動する日本のトイレ 3

  
 
こうした話を早稲田大学大学院で学ぶ朱麗丹(23歳)と雑談中にしていたところ、彼女はこの歌詞の別の部分に感動したと話してくれた。


「私はおばあちゃんと孫娘の関係に心を打たれました。おばあちゃんに優しくしてもらったのに、都会に出ておばあちゃんになかなか会えないのは中国人もまったく同じなんですよ。

中国でも田舎から都会の大学に進学したり都会で仕事をしたりしてしている人は帰省するのが大変だから。 この歌を聴いて祖父母を思い出しました。

田舎の家族を思い出した中国人はすごく多いと思います。

ああ、日本人も中国人も同じなんだなと思いました」


朱はまた 「日本には 『音姫』 という女子トイレに設置されている機械がありますよね。

私、あれを初めて見たときにものすごく感動したんです。いつか中国に広めたい」 とも話した。

「音姫」は TOTOが1988年に開発したトイレ用擬音装置で、トイレの音を擬音(水が流れるような音)で消してくれる製品である。

デパートやオフィスなどの主に女子用トイレに設置されていて、音を消すために水を2回流さなくて済む。

「日本人の羞恥心や細やかな心遣い、エコの考えが生み出した、まさに日本ならではの商品だと思う。子ども用の椅子とか化粧台とか、日本のトイレに感動する中国人は本当に多いんですよ」


朱はそう力説した。


翻って、中国のトイレの汚さは凄まじい。

北京五輪や上海万博以後、猛スピードで改善されてはいるが、

「トイレが汚いから中国旅行には絶対行きたくない」 という日本女性はまだ大勢いる。

場所によってはドアがない。ドアがあってもカギを閉めない、悪臭がひどい、汚物が床や壁に散乱している・・・・・・・と、その汚さ具合を挙げたら切りがない。

筑波大学大学院を修了し、現在は四川省に帰国している楊光輝(24歳)も、汚いトイレが当たり前のところから東京に出てきたときの思い出を語ってくれたことがあった。

「日本に来たばかりの頃、駅のトイレに入るといつでも、どこでも紙が置いてあることにびっくりしました。中国では最近でこそ公衆トイレの入り口に共用の紙が設置されるようになりましたが、それまで紙はありませんでした。

個室には今でもありません。日本では公園のトイレでさえきれいで、写真を撮ってブログにアップしたこともありました(笑)」


 中国人が日本に来ていちばん感動することがきれいなトイレ、というのは彼らの正直な感想だ。





「中国人エリートは日本人をこう見る」 中島恵 日経プレミアシリーズ



  



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