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2012年5月21日 (月)

あぶない話

  
  
失敗するよりも成功したほうがよい。

これはあたりまえの話。

三べん事を画して、三べんとも成功したら、これはちょっと危険である。

そこからその人に自信が生まれ確信が生じて、それがやがては

「俺にまかせておけ」 と胸をたたくようになったら、もう手がつけようがない。

謙虚さがなくなって他人の意見も耳にはいらぬ。

こんな危険なことはない。

もちろん自信は必要である。

自信がなくて事を画するようなら、はじめからやらないほうがよい。

しかしこの自信も、みな一応のもので、絶対のものではない。

世の中に絶対の確信なんぞ、ありうるはずがないし、持ちうるはずもない。

みな一応のものである。

みな仮のものである。

これさえ忘れなければ、いつも謙虚さが失われないし、人の意見も素直に聞ける。

だが、人間というものは、なかなかそうはゆかない。

ちょっとした成功にも、たやすく絶対の自信を持ちたがる。

 だから、どんなえらい人でも、三度に一度は失敗したほうが身のためになりそうである。


そしてその失敗を、謙虚さに生まれかわらせたほうが、人間が伸びる。

失敗の連続もかなわないが、成功の連続もあぶない話である。




 

 「運命をひらく」 松下幸之助  PHP出版




 

感想

失敗の連続も成功の連続も人間にとって良いことではない。

だったら失敗も成功もそれそのものはあまり気にしないでいいことなのかもしれない。

だが、人間は失敗に対し、過剰に反応する。

大学の試験に落ちることを失敗という。

事業の失敗も日本では立ち直ることは難しい。

結婚の失敗はまだ昔に比べて大らかになってはきたが、やはり失敗(ばつ一とか)という言い方をする。

「失敗を恐れるよりもチャレンジをしないことを恐れるべきだ」

は名言だと思うのです。

自分が傷つき、ダメージを受けることにナーバス(神経質)になり過ぎている。

以前書いた日記で中国人と日本人の性質の比較をしましたが

日本男児(にっぽんだんじ、古い言い方ですね~)は、少々ひ弱になってしまったようです。

本人もそうですが、周りももっと長~い目で 目 

見てあげて欲しいのです。

失敗しても

「お前なら大丈夫、次はきっとうまくいくさ、次、頑張ろう!」

と言ってあげて欲しいのです。

私は少なくとも

そういう人でありたいと思っています。


  

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