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2012年5月26日 (土)

ちょっといい話

  

今、待ちに待った新刊、「怒らない技術2」を読んでいるのですが、初本の「怒らない技術」に勝るとも劣らない素晴らしい内容です。

初本が売れたから、第2弾も出してみようか?などといい加減な本ではない!

著者である嶋津良智さんの奥の深さ、懐の深さを感じます。

まだ、読み始めたところで全部は読み切っていないのですが、私が感動した箇所を本文から抜粋します。

怒ること、不機嫌でいることがいかに愚かなことか?そして人と人との素晴らしい出会いが書かれています。

私にとって“ちょっといい話”なのでご紹介します。




本文


起業して、しばらくした頃、思うような業績が上げられず悩んでいた時期がありました。

社内を見渡しても、社員はどことなく元気がなく、活気が感じられませんでした。

私はぶらりと会社を出て、渋谷の喫茶店で

「これからどうしようか」 と考えました。

どうすれば業績が上がるのか、社員を元気づけるにはどうしたらいいのか。

いろいろと考えたのですが、解決策はまったく思い浮かびません。

結局、なんの実りのないまま喫茶店を出て、駅の階段を歩いているとき、

「嶋津社長!」 と知り合いの女性から声をかけられました。

「おう、久しぶり」 と挨拶をし、二人でちょっとお茶を飲んだのですが、そのとき私は相当参っていたらしく、その女性に

「最近、会社がさぁ・・・・・・」 と悩みを打ち明けました。

正直言えば、慰めてほしかったのです。

ところがその女性は、

「いまの嶋津社長には、誰もついてきませんよ」 とキッパリ言ったのです。

「えっ、どうして?」 思わず聞き返してみると

 「そんないかにも悩んでいます。疲れていますという顔を社長がしていたら、誰だってイヤになりますよ」 と彼女は言いました。

 私はドキッとしました。

たしかに、私は悩みだらけの疲れ切った顔をして、髪の毛もボサボサだったのです。

「そうか、まずは自分が元気な顔をしなければ、会社は元気にならない。部下たちは自分を映す鏡なんだ」

私はコンビニでムースとブラシを買い、髪の毛をビシッと整え、さっそうと会社に戻り、大声で

 「お疲れさま!」 と挨拶しました。

それだけのことなのですが、不思議なことに社員たちも少しずつ活気を取り戻し、業績はもち直していきました。



このときほど、「周りを変えたければ、まず自分が変われ」 という言葉の重さを意識したことはありません。


そのことに気づかせてくれた彼女には、いまでもとても感謝しています。

じつは、その女性こそが妻なのです。

何かあるたびに、私はこのことを思い出します。

すると、たいていのイライラは収まっていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  
「怒らない技術 2」  嶋津 良智 フォレスト出版



  
  
  

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