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2012年5月17日 (木)

働き方のくふう

  
  
額に汗して働く姿は尊い。

だがいつまでも額に汗して働くのは知恵のない話である。

それは東海道を、汽車にも乗らず、やはり昔と同じようにテクテク歩いている姿に等しい。

東海道五十三次も徒歩から駕籠へ、駕籠から汽車へ、そして汽車から飛行機へと、日を追って進みつつある。

それは、日とともに、人の額の汗が少なくなる姿である。

そしてそこに、人間生活の進歩の跡が見られるのではあるまいか。

人より一時間、よけいに働くことは尊い。努力である。勤勉である。

だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることも、また尊い。

そこに人間の働き方の進歩があるのではなかろうか。

それは創意がなくてはできない。

くふうがなくてはできない。

働くことは尊いが、その働きにくふうがほしいのである。

創意がほしいのである。

額に汗することを称えるのもいいが、額に汗のない涼しい姿も称えるべきであろう。

怠けろというのではない。

楽をするくふうをしろというのである。

楽々と働いて、なおすばらしい成果があげられる働き方を、おたがいにもっとくふうしたいというのである。

そこから社会の繁栄も生まれてくるのであろう。




 「道をひらく」 松下幸之助 PHP






 

  
感想

はたらくってはた(まわり)を楽にさせるって意味だと聞いたことがあります。

楽をさせるとは自分が養うことでもあり、昔話ではないけれど、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行く。

芝を刈るのも今は電動チェーンで刈っているだろうし、洗濯も川に行かなくても洗濯機を使えば楽に出来る。

問題は余った時間をどう過ごすか? ですよね(笑)。

仕事も家事も楽になって時間がいくらでもあるはずなのに

みんなせかせかしている、以前よりも心のゆとり余裕が無くなってきている。

これは一体どういう事なんでしょうか?

・・・・・・・・・・・

それは時間の使い方がへた?

あるいは間違っていると思うのです。

自分の時間をどう使うか?

どのようにしたら自分にとっても他人にとっても有意義な時間が過ごせるか?

これは個々の問題ですよね。

だからこうしたらいいというのは言えません。

ただ、私はこの本は結構参考になったと思います。

よかったら読んでみてください。本



「ひとり会議」の教科書 山﨑拓巳 サンクチュアリ出版


  

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