« もっと楽に生きなさい(法然、親鸞の教え方) | トップページ | 人間の本質 »

2012年5月29日 (火)

法然、親鸞の教え方


     
人間という者は欲望をなくせ、といわれても、なかなかなくせるものでなく、恐怖するな、怒るな、哀しむな、執着するな、といわれても、その性情が容易なことでなおせるものではありません。

法然、親鸞は、そうした性情をなおせなどとは少しもいいません。

私たちもあなた方も、そうした肉体人間の想念感情においては、同じことなのだ、そのような想念はどうでもよい、怒ったら怒ったまま、泣いたら泣いたまま、ただひたすらに南無阿弥陀仏と称名さえすれば、あなたがたは、極楽浄土に救われてゆくのだ、と教えているのです。


これは法然、親鸞が肉体想念(業生)と本心(仏心)とをはっきり区別して知っていたことを現わしています。





 

      「日々の祈り」 五井昌久  白光出版



 

感想


法然さんといえば、浄土宗を開いた偉いお坊さんですが、とてつもなく厳しい修行をして得たことというのは

「人間(肉体の)というのは馬鹿でどうしようもない、このままでは絶対に幸せにはなれない(悟れない)」

ということが心の底からわかったのです。

心の底からわかるということは、そこで信念が生まれたのですね。

誰がなにを言おうと自分は絶対に絶対にそう思うのだ!

という確信、揺るぎない気持ちとでもいうのでしょうか?

私たちはまだそこまで達観していないのですが

悟った人というのは達観した時点で

宇宙とつながっているのです。

突き抜けているんですね。

私たちと聖者との違いはこれだけなのです。

突き抜けているか?

まだいないか?

たったそれだけです。

そこで法然さんはなにがわかったかというと

ほとんどの人は業想念(人の想いやマイナスの想念)と本心をごちゃまぜにしている。そしてそのごちゃまぜになっている自分を自分だと思い込んでいるということです。

ごちゃまぜの人間は馬鹿なんですね。

でも、神界(天国、宇宙)にいる本当の自分は仏様であり神様である。

このお馬鹿ちゃんの心と神様の心の区別がついたということなんです。

人間はいつかは、この区別がつくようになる。

今はわかっていない時期なんだ

だからお馬鹿ちゃんの人間を責めていないのです。

「わかっていないからしかたがないじゃないか」

これは真理なのです。

このことが本当に

心の底からわかったとき

人間は

自分も他人も赦すことができるのです。



  


   

« もっと楽に生きなさい(法然、親鸞の教え方) | トップページ | 人間の本質 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/160971/45458175

この記事へのトラックバック一覧です: 法然、親鸞の教え方:

« もっと楽に生きなさい(法然、親鸞の教え方) | トップページ | 人間の本質 »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ