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2012年1月14日 (土)

話法 2

  

  
「バインド」 を用いた質問


A 「デートしない?」━ 「イエス」 or 「ノー」

B 「ご飯を食べにいかない? それともお茶にする?」 ━ 「ご飯」 or 「お茶」


ともに選択肢はふたつですから、相手がどちらか一方を選ぶ確立は同じ50%。

でも、その50%が重要なのは前者のケースだけで、後者の場合は確立自体がナンセンス。

相手がどちらを選んでも、目的達成度の観点から考えれば100%なのです。


基本的に、何か質問するというのは、相手に選択肢を与えています。

その選択肢が 「イエス」 「ノー」 であれば、相手はどちらかから一つを選ぶことになります。

そこで、「イエス」 の枠のなかからピックアップした、別の選択肢である「ご飯」と「お茶」を提示すれば、相手はなんとなく、そのなかから選んでしまいます。

もちろん、聞き方はともかく内容は 「デート」 という特別なことですから、完全に 「ノー」 という答がなくなるわけではないでしょう。

でも、最初に 「イエス」 と 「ノー」 の二択から入るわけではないので、相手の意識に 「ノー」 が浮かびにくくなることは確かです。

 
電化製品を購入した際 「オプションはどちらを選びますか?」 と聞かれた経験はありませんか?

「オプションは付けますか?」 と聞かれたら 「いや、いらないです」 と言う人も多いと思いますが、こうやって 「オプションを選んでください」 と言われると、つい 「何か選ばないといけないのかな?」 と思ってしまいますね。

これも同じバインドを使った話法。

選択肢がふたつの場合はダブルバインド、3つの場合はトリプルバインドと呼びますが、内容は同じです。



人間は自分が思っているほど、自由に行動しているわけではありません。

言ってしまえば、結局はそこにある選択肢から選んでいるだけなのです。

「好きな服を買う」ことにしても、店に行って、そこに並んでいる洋服(選択肢)のなかから、どれか一つ選んでいるに過ぎません。

しかしそれでいいのです。

人間は 「自分で選んだ」 という実感があれば、それだけで満足できる生き物です。

ですから、どれを選んでもあなた(質問者)の思い通りになるよう、選択肢を絞って相手に投げかけ、相手の選択する自由を確保しながら、相手の発言を縛る。

それがバインドのテクニックです。



 

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感想

相手の人が明らかに間違った方を選択しようとしているとき、判断力を失っているとき、冷静だったら絶対にこの選択はしないだろうと確信があるときは、このようなテクニック?を使って相手を導くのもありかな?と思うのです。 しかしその根底には 愛 がなければならないのは言うまでもありません。

ちなみに私の若かった頃(30数年前)は、男子は結論を求め過ぎていました。(付き合ってくれるのか?くれないのか?)

可能性があったとしてもみすみすチャンスを潰していたのです。

友だちからとか

相手の趣味を聞いてそこから仲良くなるとか

クッションを置いていたなら

上手くいっていたかも

少なくとも上手くいかなくても

悔いはなかったように思うのです(笑)。

だから、焦りはいけませんよね。




   


 

 

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