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2011年12月29日 (木)

絆は強過ぎたら鎖になる 1

  
  
絆が大切なことは今年の流行語大賞にもなって当り前のことなんだけど、きずなも強過ぎたら、度を越したら鎖(くさり)のようにがんじがらめ、自由でなくなってしまうんです。

友だちから親友になろうと言い合っているとき、気楽に付き合っていた男女が急に意識し始めたとき、親が子を過剰に心配し始めたとき、自分の気持ちとは裏腹に相手の気持ちが離れていくのです。

こんなに辛いことってありませんよね。

私は今、高校時代の同期会の幹事をしています。

お互い思春期の多感な頃を同時期に過ごした仲だから驚くほどウマが合います。

この齢になって本当の友を得たような気持ちになるのです。

でも高校時代のように相手の心の中にずかずかと土足で入っていくことなんてできない。

「今からおまえん家に泊まりに行くからな」と気軽に言えない。

「俺、今悩んでいるんだ、一晩付き合ってくれ!」

なんて言えるはずもない。

そんなことを言ったらなんて勝手な奴、非常識な奴って思われてしまいます。


相手の心の中に入っていきたい、自分の気持ちもわかって欲しい、自分を受け入れて欲しい、そして愛して欲しい


と誰でも想うと思います。



でも、絆を深めるって相手の心の中に入っていって一体になることではないんですね。


今までは良い関係だったのにもっと良い関係、もっと深い関係、もっと強い絆を、と欲が出て来たときにうまくいかなくなることがあるのです。


強い関係を求めるとは、相手に要求をすることです。

「私はこれだけ想っているのだから、あなたも同じだけ、いやそれ以上に想い(愛情)を返してください」と要求してしまう。

相手はこれまで通りでよいと思っていたのに多くを期待されてしまう。

それが負担になる。




だから絆もほどほどでいいと思う。

お互いに自由に飛び回っていて、いざというときだけ助け合ったり、一部の時間を共有し合う。

本当の愛とは相手の心を自由に解放してあげることなのではないか?

最近そう思うようになったのです。

日経新聞に“読書日記” というコラムがあります。

女優の中江有里さんが素敵な文章(本の推薦文)を書かれています。

次の日記でご紹介します。

よかったら読んでみてくださいね。


  
  

  



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