魂の成長をベースに考えると・・・
「魂の成長をベースに考えると、実は何も困ったことなんて起きていない」
なんだか長いタイトルになってしまいましたが、私はこの事を実感しています。
私たちは目の前に起ったことをそのまま捉えてしまっています。
病気になった、リストラに遭った、会社が倒産した、子どもが反抗した、嫁が理解してくれない、お金が無くなった・・・・・
確かに現象面だけを観ると 「困った」(マイナス)です。
でも中にはこの現象を困ったと受け取っていない人がいるかもしれません。
だったら 困ったとは何なのか?
考え方を変えればそれは困ったことではなく、嬉しいことなのかもしれません。(魂ベースで言うと)
子どもが試練に立たされて辛い思いをしているとします。
そして3つのパターンの親がいるとします。
その親の反応によって子はどう育っていくのか?
1.子どもと一緒になって嘆き悲しむ、そして精神的なことだけでなく物質面で助ける、結果、子どもは依存心が強くなって自立できなくなる(子どもは20歳までに自立させないと子も親も不幸になる)
2.子どもの試練は子どもの試練なんだ、この経験はきっと将来のためになる、だから心を鬼にしてじっと見守ろうとする、しかし見ていられなくなって結局手を貸してしまう。結果、順調に行っているときや少々の障害物はクリアできるが、いざとなったら弱さが出てしまう。
3.子どもの魂にとって今起っていることは神さまがさせておられることなんだ、だから自分が手を出してはいけない、自分の想いを神さまに任せて(全托して)そこから出て来る直観で動く、それは守護霊守護神の目的と同じだからだ・・・・結果、魂の成長が行なわれて子どもにとって一番いい経験を積ませることが出来る。
理想はそうなのですが、そこまで徹底できる親はいないと思います(笑)
そこで考え方を変えるだけでもそれに近い行動に移せるのです。
3.の心境、境地になるにはその後からでもいい
下記の文章を読んでそう思いました。
ものの見方で、すべては変る
━ 困ったことは起らない
「困ったことは起らない」。日本一のお金持ち、銀座まるかん創業者の斎藤一人さんの言葉です。 一見すると不思議な理解しがたいメッセージに見えますが、実は私、コンサルティングをはじめとして、さまざまな場面で活用させていただいています。
受験校すべてに落ちた
友人の息子S君が、この春、受験したすべての大学に落ちました。
我が家に来て、親子とも 「困った」 を連発しています。
私は、「何に困っているの?」と質問しました。
返ってきた答を整理すると、次の2点に要約できました。
・希望した大学に合格しなかった
・ せめて大学くらい出ていないと世の中渡っていけない
以下、私の回答です。
第一の理由には 「大学が『来なくていい』と言っているのだから、この大学に向いていないと入学する前にわかって良かった」、第二の理由には 「それって世間の常識が困っているだけで、君たち自身が困る理由じゃないよね?」。
そうなのです。 うまくいかない時というのは、うまくいかなくていい時なのです。
神さまが、「別の道を歩いたほうがハッピーになれるよ」 と教えてくれているのです。
また、困ることは、たいてい、「世の中の常識で困るとされていること」なのです。
S君、浪人して来年再チャレンジするのですが、予備校の学費を稼ぐためにアルバイトを始めました。
都内のしっかりした老舗のお寿司屋さん、先輩もやさしく、ご主人もしっかりしつけてくださるそうです。
「老舗のお寿司屋さんで働くチャンスなんて、滅多にないことだよ。飲食店でお客さんを相手に働いた経験は、S君の今後の人生の大きな財産になる。むしろ、そのお寿司屋さんで働く経験ができるための時間を神さまがくださったのかもしれないよ。来年も大学受験をするのかどうかは、先輩やご主人の話を聞いてから決めても遅くないよ」
ビジネスチャンスに気づく人の57の法則 阪本啓一 日経ビジネス人文庫
「うまくいかない時というのは、うまくいかなくていい時なのです」。
名言ですよね 、気持ちがスーッと楽になります。
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