偽善者になりたくない 9
自分自身、正直にまっとうに生きていきたい、古い言い方だけどお天道様をしっかり見て、堂々と生きていきたいと思います。
でも、嘘もつかなければならないときもあれば
自分も他人も誤魔化さなきゃいけないことも出て来る
そのときに
「しかたがないじゃん」
という気持ちと
「これでいいのか?」
という疑問が交錯するのです。
お天道様って神様であり、自分の本心のことですよね。
お天道様は、弱い人間を赦してくれるのか?
どうすれば苦しまずに生きていけるのか?
その問いは読んでいくうちに解けていきます。
本文
神のみ心と一つになって、悪いことは絶対にしない。
なんでも噛んでも真理のままに行なおうとすると、人間が窮屈になって、苦しくて生きてられません。
そこで阿弥陀様があるんですよ。
法蔵菩薩のような人があるんです。
あるいは親鸞上人みたいな人があるんです。
イエス・キリストみたいな人がいるんです。
人間は凡愚で、神様のみ心のままに行なえだろうから、サァ私の通りにおいでなさい。
私が代わりにあなたの悪いところを背負ってあげますから、みんな私と一緒にいらっしゃい ━ とこういうわけなんです。
それが阿弥陀様の法蔵菩薩であり、イエス・キリストのマリアであるというんですよ。
マリアさんが中に立って赦してくれるというのがありますね。
それと同じように、今は世界平和の祈りがみんな赦してくれるんです。
世界平和の祈りの中に自分がとびこんでしまえば、自分の至らないところを神様の中に入れてしまって、改めて至る人間にしてくれるんです。
そのかわり、世界平和の祈りを祈りながら行なう場合には、なんにも悔いなんかしないほうがいい。
そのまま行なったらいい。
そこで悔いたら、ハッキリと悪いこととわかったら、ああそれは消えてゆく姿だった、もう再び致しますまい、世界人類が平和でありますように・・・・って祈りの中に入ってゆくんですよ。
そういうやり方なんです。
「自分も光る 人類も光る」 五井昌久 白光出版
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