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2011年4月21日 (木)

金の切れ目が縁の切れ目

          
  
私の妻は、男子5人のあるアイドルグループが大好きです。

  
「この子たち、みんなニコニコしていて、感じがいいし癒されるわぁ」

とこのグループが出演する時間の番組を楽しみにしています。

私も 「爽やかな子たちだなぁ」という好印象で見ていました。

ところが昨日妻が

「テレビでA君(グループの中の一人)のイヤなところを見ちゃった、お父さん聞いてくれる」

と言って来たのです。

ある番組でA君がインタビューを受けていたのだそうです。

A君はそのグループの中で一番年下なのですが年長であるリーダーをあまり立てていないようなのです。

リーダーが自動販売機で飲み物を買ってみんなに分けていて、お金を徴収しているのに笑って誤魔化して払おうとしない。

「ちゃんと払えよ」と言われても無視をする。

そんなことが度重なればリーダーも嫌になります。

そのことを知ってから妻は2人の様子を注目して見るようになったのだそうです。

「あの2人おかしいわ、A君が隣にいると表情がこわばってる、やっぱりお金のこととかが原因だろうね」

多分妻が言うようにお金のことだけではないと思います。

一緒に行動していて、ほんの些細なことが積み重なって人間関係はおかしくなっていくのです。

細心の注意をしていても悪くなることもあります。

でもA君の場合は明らかに誰が相手でも険悪になります。

もしかして相手を選んで態度を変えているのかもしれません。

それなら尚更

「俺のこと馬鹿にしてんのか!」ちっ(怒った顔)

になりますよね。


今私の息子は東京の大学に行っています。

一人で1DKのマンションに住んでいます。

家賃は月7万円、高いですよね。泣き顔

月初めになるとマンションの管理会社の人から電話がよくかかって来るのです。

「あの~また家賃が振り込まれていないのですが、息子さんに連絡取ってもらえますか、私も電話しているのですが繋がらないんです」

電話に出た妻は平謝りです。

「すいません、ホントにすいません、すぐに連絡を取って振り込ませます、今後こういうことがないように本人に十分言ってきかせますのでご迷惑をかけてすいません」

電話を切った後で

「またや、あいつ~」ぷっくっくな顔

それからたまにしか出ない電話で息子をつかまえて長~い説教が始まります。

私は妻が十分に言っているので黙っています。


私が出て行くのはもっと大きな事態になってからかも知れません。


息子は恥ずかしながらお金にルーズなところがあるのです。

私はそれが一番心配でした。

だから東京で一人暮らしをして自分で自分のことをちゃんとして卒業する頃には自立出来たなら、それだけで東京で一人暮らしをする価値はあると思っていました。

そのためには、決められた期日に支払いを自分で振り込む習慣をつけさせる。(こんなこと簡単に出来て当り前だと思っていました)

息子の友達には子どもの代わりに家賃を払ってあげたり、携帯電話も金額に関係なく親が払っているケースが結構あるようです。

でもそれではいつまでも親に甘えると思うのです。

面倒なことは親がやってくれる。

お金のことは学生時代は頼っていい。

そんな甘えた体質のまま社会に出て立派な社会人になるでしょうか?

持って生まれたものでお金のコントロールが自然に出来る人もいます。

しっかりしている子どももいます。

しかしうち息子はそうじゃない げっそり

小さい頃からもっとちゃんと躾けておいたらよかったとも思いますが今更言ってもしかたがありません。

私は息子とA君が少しダブル(重なる)のです。

もちろん息子は年長の人に対してそんな失礼な態度を取るとは思いません。

しかし、「ちょっと100円貸しといて」 と言った先輩から返って来ないとか、自分が忘れて相手に嫌な想いをさせることなどはあると思うのです。


どちらもほんの些細なことです。

金額も少ないです。

でも人の感情(かんじょう)は勘定(かんじょう)=金額ではないのです。

「あいつ返しやがらない」

「100円返してくれといったらせこい奴と思われてしまう」

そんな感情が頭の中をグルグル廻ります。

人間関係のトラブルでお金にまつわることってすごい多いですよね。

まさにタイトル通り

「金の切れ目が縁の切れ目です」

この年齢(私は53歳妻は47歳)になるとわかるのですが

A君や息子にはまだわからないのかもしれません。

でもこれはとても大切なことなのです。

時には毅然と(嫌われてもいいから)した態度も大切です。

そして貸したお金は返らない という諦めもいるでしょう。

段々と経験しながらわかっていくことなのかもしれません。

でもA君も25歳くらいだと思います。

息子も21歳

世間では社会人として働いている人がいくらでもいます。

出来ていて(お金のコントロールが)当り前でもあるのです。



自分の子どもであっても

一人の大人、他人として扱わなければならない

そう聞いたことがあります。

息子にもプライドがある。

親だからと言って感情的になって叱るのは違うのです。

しかしお金にまつわることは厳しく叱っていいのだそうです。

お金をコントロール出来ていないことは本人はわかっているからだそうです。

「これではいけない」

と潜在意識の中では叫んでいるのでしょう。

妻は言いました。

「A君はなぜ、自分の評価を落とすようなことをいうのかなぁ」

「いくらA君が人気者だからって、ほとんどの人からお前が悪いって言われるよ」

そうですよね、どう見たってA君の弁護をする人はいない。(グループの中にも言ってあげる人はいないのか?)

ではなぜA君は自分から言ったのか?

それは

「自分を矯正してくれ!」

「このままでは自分はダメになる!」

という心の叫びではないでしょうか?

妻は私の説になるほどと頷きながらも

「ただ自分が悪いともなんとも思っていないかもね~」

と言っていました。

確かにそうかもしれません。



A君の姿を通していろいろ考えさせられます。

そしてこの放映があってからA君やグループの人気が落ちたのではないか?

という余計なお世話ことを

ふっと思ったのでした。

妻はいままで通り、A君のいるグループのファンであり続け、応援し続けるのかな?

まっこれも私にはどうでもいいことなんですけどね。(笑)





  
  

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