みなさんが一番知りたいこと 2
━ 消えてゆく姿が起こるしくみ(現われて消えるしくみ) ━
潜在意識のしくみは“テープレコーダー” と似ています。
それも(過去世を含め)、自分が生まれて以来、常に“録音モード”になっている、非常に高精度なレコーダーを想像してください。
そのレコーダーの中のテープには、生まれてから今日に至るまで、自分の発してきた想いが全部、録音されています。
つまり、潜在意識には、自分が発した想いが記録されており、その記録された想いが因縁となって心や言動に現われ(再生され)、そして過ぎ去って(消されて)ゆきます。
これが「消えてゆく姿」の原理です。
「この現界は潜在意識(ひそんでいる心)と顕在意識(あらわれている心)とがぐるぐる廻っているので、顕在意識(普通いう心)に想ったことは、すべてそのまま潜在意識(幽体に属する心)に記録され、その記録された想いが、表面の心、顕在意識に記憶として浮かびあがり、ある時は、直接行動として、言動に現われる。
そしてその現われた言動がまた再び潜在意識に録音される。
こうした、ぐるぐる廻りが、その人、その人の運命となって現われている。」
* 幽体に関する五井先生の解説
「肉体界というものがあります。そのまわりに幽界というのがあるわけ。幽界というのは汚れた想いが一杯溜まってるところです。
その上に霊界というのがあり神界があるわけです。
霊界神界というのは浄まっていて、神様の光そのものが入っているところで、幽界にくると、今まで過去世から蓄積されていた肉体を守ろうとする想いが、一杯あるわけです。
それが黒雲となって渦まいている。
この幽界の黒雲の波を受けて肉体の生活が行われている。そしてまた肉体生活の波を受けて幽界が出来ているというように、ぐるぐるぐると肉体界と幽界とを廻っているわけです。
それで幽界にあるものが肉体界に現われてくる。
もっとやさしくいえば、自分が子供の時に親を恨んだ想いが一杯あるとします。それは自分の幽体に溜まっている。そして幽体がぐるぐる廻って、自分と幽界をぐるぐる廻っているわけですよ。
それがある時何かの縁にふれると、親と喧嘩したりする。というふうに現われてくるわけなんです。
過去世で想ったことは何処にあるかというと、幽界に一杯詰まっている。
今想ったことは何処にあるかというと、肉体界で想うけれどもすぐに幽界につながっていく。
幽体がくっついているんだからね。
だから幽界には悪い想いと善い想いとがごっちゃにあるわけです。
それが肉体界と幽界をぐるぐる廻っている。
だから肉体界だけのことを考えたのでは、絶対にこの世は幸せにならないんです。
肉体界と幽界とを共に含めて考えて、そこが業想念の場として考えないと駄目なんです」
つづく
感想
どうですか?
ちょっとややこしいですか?
でも何回か読み返しているうちにきっと理解してくると思います。
ここは基礎となる部分です。
ここがわかれば後はわかりやすくなるのです。
私たちは目にみえる世界しか考えようとしません。
でも空気もそうですし、心も目にはみえないけれど
あるのです。
宇宙の中で目にみえるものはほんの少しです。
後は目にみえない空間なのです。
そして目にみえるものも、みえないものから出来ているのです。
だったら目にみえない心を大切に大事にしていけば
目にみえるもの、出来ごとは整っていくはずなのです。
まずは私たちが住んでいる肉体界にくっついている幽界というものを理解しましょう。
幽界が汚れているから、肉体界も汚れてしまうのです。
だったら幽界(潜在意識)をきれいにすればいいのではないのか?
そうなのです、その通りなのです。
そこがキーポイントなのです。
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