« 過去の自分との訣別 1 | トップページ | 過去の自分との訣別 2 »

2010年4月 6日 (火)

神と人間 (五井先生の祈念法 最終章 )

 
  
 
定まった一時刻(いっとき)の祈りよりも、常に常に心に抱いた想念のほうがよほど効果が

あるのである。


だから、いつも泣きごと、ひがみごとや、恨みごと、病気の不安などを想いつづけていた

ら、その想念の作用で、その人の運命は、いつも暗く不幸なものになってしまうのである。


想念は、運命に大きな作用を及ぼすことを忘れてはいけない。


“愛はすべてを癒すのである”


すべての不幸を打開するのは、愛の心が根柢にある行動である。


私の祈りは、愛の祈りである。


智慧は愛のうちに含まれていると私は思っている。


ただし、愛とは情ではないことを申し添えて置きたい。


情は愛から生まれたもので、愛情と一つに呼ばれているように、愛とは切っても切れぬ関

係がある。


そのため、仏教では、愛さえも業(ごう)と呼んでいて、迷いの本体である、と説いている。


そして神の愛を慈悲と呼んでいる。


私が今まで愛と書いてきたのは、情(執着)ではなくて、英語でいうCharity(チャリティー、

大慈悲心)のことである。


しかし、愛は善で、情は悪である、と簡単に割り切ってもらっては困る。


この現世では光に影が伴うように、愛には情がつきまとうのである。


切りがたい情を涙を呑んで断ち切ってゆくところに、人間の美しさがあり、愛の輝きがます

のである。


情を簡単に切れることが、その人の冷酷性の現れであったりしたら、情に捉われやすい人

よりなお悪いことになる。


愛深い人が情に溺れぬように自重してゆく姿には、美があるもので、そうした人の動きの

中に、神のこの現象界における生き方が示されているものと思われる。


私の祈りは、自分が相手と一体になって、相手を抱いたまま、神の世界に昇ってゆこうとす

る祈りである。


祈りとは、まず自分の心を空っぽにすることである。


それまでの自分をひとまず捨てて、神だけを自分の心に住まわせることである。


願いごとは、すべて後まわしにすることである。


神だけを自己に住まわせれば、その人に必要な願いごとは、すべて叶うのである。


小我の祈りは、その人をますます小さくするだけで、なんの得にもなりはしない。


ただ、神だけを想うことである。


愛だけを行ずることである。


愛は、時には峻厳を極める場合がある。


しかし冷酷とは全然異なるものである。


愛は全体を生かすとともに、そのもの、そのことをも、真に生かすために峻厳さを示すもの

であり、冷酷とは、自己や自己の周囲の利益のために、すべてを殺すものである。


愛の峻厳であるか、冷酷性からくる厳しさであるか、自己を省み、他を参考にしてよく自己

の道しるべとしなければならぬ。


愛の峻厳を装った冷酷、愛ともまごう情意(執着)、この二つの心を超えるためにこそ、人

は神に祈り、神と一体にならねばならぬ。


私はそうした人間の深い問題を、根柢から知らせる役目を神から受け持たされているもの

と信じて、毎日、空即実相の祈りを、多くの人びとともに祈りつづけているのである。


 
                  おしまい

 


 

『神と人間』 私の祈念法 五井昌久 白光出版







 

感想




神とは愛である。


私はここで


か~あ

み~い


とほんとにくどいほど書いてきました。(笑)



みなさんも


「また、グッドムーンの神は愛が始まった」 と苦笑いされているのではないかと思います。



でも、私たちはなんのために生まれてきたか?



それは愛を学ぶためだと思うのです。


愛にも色んな愛があります。


自分勝手な愛(執着の愛)、情の絡んだ愛、見返りを期待しない愛、与えるだけの愛、情を

絡めない峻厳な愛、それさえも超越したもっともっと深い愛・・・・・・。

 

宇宙が無限にあるように、愛の深さも無限にあるのです。



一つの愛を完成させたと思ったら、また次には違う愛がやってくる。



私たちはそうやって無限次元に進化向上して行くのです。


だから人間は素晴らしいのです。




 


 


  

 
 
  
補足


「人間は無限次元に進化向上して行くのです


だから素晴らしいのです」


この言葉は私が尊敬してやまない私のメンターであるW先生のお言葉でした。

私の心にずっと残っていて最後の最後にこのお言葉が出て来たことにびっくりしています。


心にズシンと響く、素晴らしい言霊だと思います。



 

  

  

« 過去の自分との訣別 1 | トップページ | 過去の自分との訣別 2 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/160971/34103223

この記事へのトラックバック一覧です: 神と人間 (五井先生の祈念法 最終章 ):

« 過去の自分との訣別 1 | トップページ | 過去の自分との訣別 2 »

最近のトラックバック

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ