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2009年9月15日 (火)

如是我聞(幽霊とお化け)

  
      
昨年(昭和50年)のみたままつりの前日であった。

五井先生のお体に救いを求めてよってくるものが相当数あるという。それが後頭部と天頂部についているといわれた。

人類の業というのは、中からやってくる。

それに比べると軽いもので、ベタッとくっついているに過ぎない、とおっしゃっていた。

「子供の本に幽霊と化け物の相違というのが出ていました。幽霊というのは足がなく、迷い、恨み、病念というもので一ヶ処にとどまり、人体について悪影響を与えるもの。化け物というのは足があって、人間に悪さをして喜ぶもの。
たとえばカッパなどのようなもの、という区別でした」


「化け物というのは、本当にいたずらをして喜ぶんだよ。ところがいたずらされているほうはわからない。

みたままつりでくるものは幽霊のほうで、人類の業というのは、化け物と幽霊と半々なんだ。

化け物は人々を踊らせては戦争や悪事をさせ、そして喜んでいる。

神様というものに化けて、人を崇めさせては、人間はバカだバカだと嬉しがっているやから」

「四国の人の体験談で、黒い姿のものが襲って来たので、一生懸命世界平和の祈りをしていたら、黒い姿のものが世界平和の祈りを真似して唱えたというんです。

それでこれはいかん、と五井先生!ッて呼んだら、五井先生が来て下さって、黒い姿のものを連れていって下さった、というんですね。化け物も甲羅をへますといろいろなことを知っていますから、生半かではだめなんですね」


「世界平和の祈りをそのまま祈りつづけていけば、どんな化け物も変ってしまいます。化け物が出て来た時、決して恐れてはいけない。その時は勇を鼓してグッと前に出ることだ。そうするとパッと消える。

それにしても魑魅魍魎(ちみもうりょう)を語らずで、あまりいわないほうがいい。面白半分、興味本位で話していると寄って来ます。

それよりも自分の心から、あらゆる執着と虚栄心を捨てて、スーッと澄みきっている、という方向につねに心をむけておくようにすることだ。

漏尽通(ろじんつう)を目ざすことね」


「“白光の道”の中で審神(さにわ)には深い洞察力が必要だ、と書かれていますね。深い洞察力というのは、今おっしゃったように執着心虚栄心を出来る限りなくしてゆく、消えてゆく姿に徹してゆくことで養われるんですね」
  

「そう、消えてゆく姿にしてゆく、ほめられても驕らず、けなされても気落ちせず、いつも心をスーッと澄ませておくことです」




                   


                    五井昌久




  

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