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2009年7月20日 (月)

お釈迦様といとこのお話です。

  
私はお釈迦様が大好きでお釈迦様に関する本を読んでいました。

それは五井先生の「阿難」という本だったのです。

その中にお釈迦様の弟子であり、いとこでもある 提婆達多という人が出て来ます。

カリスマ性があって神通力(念力のようなもの)はあるのですが、欲が深過ぎて悟りには至ってなかったのです。

お釈迦様に対するライバル意識は相当なもので異常なほどでした。

「自分の方が神通力があるのにどうして自分は悟れないのか?どうして弟の阿難は自分を認めようとしないのか?」

想うようにならない気持ちをコントロール出来ないそんな人だったのです。

お釈迦様と提婆達多の関係、因縁は実は前世からの続きがあったのでした。

今の私たちの人間関係にも通じる興味深いお話です。

知り合いの海鯱さんという人の日記から引用させて頂きました。

みなさんもよろしければお付き合いください。

 






お経の内容は、簡略に言いますと、2つの内容があり、前半は、お釈迦様のいとこにあたる、提婆達多(デーバダッタ)という人物のお話です。

お釈迦様は、悟りを開かれて仏様になる前は、シッタルダ王子と呼ばれていました。
いとこにあたる、提婆達多(だいばだった・日本的な呼び方)は、それなりのさまざなな能力を持っており、また、何かに付け、幼い頃からシッタルダ王子とは、互いに優劣を競っていたようです。
 
しかし、シッタルダ王子が仏様となり、教団も組織されて、だんだんと高名になってくると、嫉妬や妬みがおきてきて、なんとかして、いつかは釈迦教団を乗っ取り、自分が最高位に就こうと、さまざまな企みをしてました。

ある時は、象に踏みつぶすよう仕組んだり、谷から大石を落として、とにかくお釈迦様を亡きものとしとうとしていました。

しかし、実際には、計画はすべて失敗します。

あまりにも、悪徳卑劣な行動に対し、お釈迦様の弟子たちが、ある時どうして、いとこでありながらこんな事をするのかと尋ねます。

すると、お釈迦様は、次のように言われました。

「あの極悪非道と呼ばれている提婆達多は、実は、過去において、私の師匠であったのだ。尊き教えを授かる為に、千年にわたり、あらゆる方法で仕えてきたのだ。
今日、私があるのも、あの師匠のお陰である」
 
そして、「やがては、天王如来(仏)になるであろう」と言われました。


私たちの周りにも、ライバルや、特に親族の中にも、とても自分を困らしたり、悩ませる人がいますよね。
 
ある意味では、実は、この人たちのお陰で成長していることもあるはずです。
 
それが、理に叶っていないと思えることでも、現実には、その影響を受けています。

よくよく考えてみると、親子、兄弟、夫婦となるには、それだけの意味があります。
 
その身内という中だからこそ、逃げきれない現実も多々あるはずです。
 
なんで、いつもそうなのか・・・・。なぜなのか・・・・
 
しかし、これとて、身内だからこそ真剣になざるを得ないのです。

でも、それによって、自らを鍛えられているとなれば、その出来事はとても重要な意味があります。
 
この地上世界も同じで、すべての出来事に意味があるとなれば、一方的に相手を責めるばかりではなく、正反対な考え方もできます。

今、一度、身の回りを考えた時、果して、この人は私に何を気づけと言っているのだろう。
 
何を教えてくれているのでだろうと、考えてみてはどうでしょうか。

もちろん、今、この文章を素直に読める方も、そうでない方もおられるでしょう。
 
なにかを感じて頂ければ、それで充分ですが、いつも、自分に意地悪をしたり、悲しませたりする人は、あなたにとっての提婆達多と言えます。

本当は、あなたが、わざわざ頼んで、提婆達多の役を演じてもらえるように頼んだのかもしれません。
 
それに気づいてたら、あなたも、提婆達多役の方も、救われるのです。

この際、抵抗をやめて、認めてみましょう。





   

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