奇跡は起る
奇跡というのは目に見えないエネルギーが動いて、そしてそれが見えるものに影響を及ぼしていくことを言います。
宇宙はすべて波動(エネルギー)で出来ているのでエネルギーが変ればどんな奇跡だって起こるのです。
特に愛のエネルギーは絶大です。
私たちが感動するときとはこの愛のエネルギーが交流しているときなのです。
ここに愛が奇跡を起こすことと信じる力がどれだけ凄まじいかを物語っているドキュメントがあります。
みなさんも自分は、人間は奇跡を起こせるんだということを実感して下さいね。
2005年4月25日に起こった、JR福知山線脱線転覆事故。100名以上の尊い命が奪われた、決して繰り返してはならない大惨事である。本書の著者、鈴木もも子さんの次女・順子さんは、この列車の二両目に乗り合わせ、押しつぶされ滅茶苦茶になった車内から、事故発生後5時間を経て救出された。病院への搬送中に心肺停止に陥り、医師から、「脳が、弁当箱に豆腐を入れてシェイクした状態」「命は助かったとしても、どのような生存状態かは全く予想できない」と言い渡される程の重症を負う。「高次脳機能障害」を残しながらも、周囲からは信じがたいほどの回復をしていく。
このような脳がシェイクされた状態でなぜ、回復出来たのか?をこれから書いていきます。
それは順子さんのお母さんがカギを握っていたのです。
筑波大学教授村上先生のお話です。
事故の後のことです。鈴木さんのお母様が、たまたま僕の講演をラジオで聞いてくださったそうなんですね。
内容は
「人の思いが遺伝子の働きを変える」
「愛は脳を活性化する」 というもので、お母様は“私の娘はまだ死んでいない” と、ハッと思ったというのです。
順子さんは当時、脳がすっかりつぶれていました。
お医者さんにも「完全にもうダメです。万が一助かっても植物人間の状態です」と告知されていたそうです。
それでもお母様は、まるで意識のない娘さんに向かって
「順ちゃん、順ちゃん、奇跡を起こそうよ」 と言いつづけていたというのです。
すると本当に・・・・・ある時、本当に順子さんの意識が戻りました。
しかも順子さんはひどいアトピーだったのに、それも完全に治っていたそうです。
順子さんの意識は飛んでいる部分があり、身体も半分以上不自由ですが、懸命にリハビリテーションをして、ある時尼崎からJRの列車に乗って、京都で開催された私の講演を聴きにきてくれたのです。
順子さんは本当にいい顔をしていて、僕も感動してしまいました。
そればかりではないのです。最近、順子さんは「生きていることは芸術だ!」と言ったそうです。
僕も思わず「語録をつくったらいい!」と言いました(笑)。
しかも今順子さんは「人のために役立ちたい!人々に勇気を与えたい!」と言って、一生懸命にリハビリテーションをこなし、何とコーチについて水泳をやっているそうです。
パラリンピックに出るのが、順子さんの目標なのですって。
僕はその出来事を通して、どんな環境や状況でも人間は目的を持つことが出来るし、誰かの役に立ちたいものなのだ、と実感しました。
そういう例が実際にあるのです。・・・・・・・・・・・・・・・・
この奇跡はインターネットでも報じられていますが、ただ奇跡が起ったとしか伝えられていません。
真実はお母さんが未来に娘さんが回復した姿を強くイメージしたことから起ったのです。
お母さんの愛と奇跡を信じる力が働いたのです。
お医者さんやこの場に出くわした人たちは今までの常識がくつがえされて今まで自分たちがやってきた医療とは何だったんだろう?と自問自答していると思います。
医学ではどうしようもない状態なのに人の思いが常識を超えてしまう。
テレビを観ていると悲惨な状態でベットに横たわっている子どもたちや老人、病人がいます。
私はそれを見るにつけ気の毒だと思う反面、その状態を絶対に超えて健康になれるんだ!という信念がありました。
それをどう伝えていったらいいのか?
そのことをこの例が示してくれました。
人間には奇跡を起こせる素晴らしい無限の力があるのです。
それを信じるだけでいいのです。
世界人類が平和でありますように
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