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2008年5月28日 (水)

私たちはみな自分の考えを

    
この文章はまだ言葉のわからない自分の娘さんが新幹線のなかで大声を上げて遊んでいるのをイライラして 「静かにしなさい」 と叱ってしまったあるお母さんの手記です。
 


私たちはみな自分の考えを持っています。固定観念を持っています。
 
そんな中で相手の考えを100%理解することや、自分の気持ちを相手に完璧に理解してもらうことは非常に難しいことであります。
 
従って、自分の気持ちを相手に伝えるためには、相当な努力と忍耐力が必要となってきます。
 
娘は今は言葉が理解できないために私の気持ちがなかなか伝わらないのですが、言葉が分かる者同士でも、これ以上に理解し合うことが難しいことがよくあるのではないかと思いました。
 
その時に自分を見失わず、努力と忍耐力を維持し、お互いの固定観念の壁を乗り越えられるかが何よりも大切だと痛感しました。
 
また私は、娘が私の言っていることを理解できないために、同じことを何度も何度もやり続けることに対して、だんだんイライラしてくるのです。
 
そんな自分の心の変化を自分で客観的に見ながら、おそらくこのような態度を私は他の人々に対しても取っているのだろうな、と娘に対する自分の態度を振り返り、反省したのでした。
 
自分がふとした時に示す反応は、自分の日頃の思いや習慣がつくるものであります。
 
私は自分の気持ちが理解されない時、それを理解してもらおうと努力と忍耐力で乗り越えようとするよりも先に、イライラする、という反応が出てしまうということを知りました。
 
この反応が私のとっさの行動であることを知ったことで、自分の悪い習慣に気が付くことが出来ました。
 
そして、ふと私の祖母が私たちに話してくれたお話を思い出しました。
 
祖母は、犬が家の畳をかじろうが、家の中のお花を食べようが叱らないそうです。
 
「犬は何も悪いことをしていないのに叱ったらかわいそう」 というのが祖母の考えなのです。
 
どういうことかと申しますと、犬は興味のあるものをかじったり食べたりするのが仕事だし、そういう習性をもっているので、人間の都合でその行為を叱るのは祖母には出来ないというのです。
 
そんな祖母の話を思い出し、おそらく祖母は私のように、大声で遊んでいる娘を叱ったりはしないのだろうな、と思ったのでした。
 
娘と過ごすことで私は自分を知ることが出来ています。
 
子どもを育てることで親も成長するとよく聞きますが、この言葉は本当だな、と改めて感じたのでした。
 
もっと努力し、忍耐力をつけ、日々の習慣を見直しながら、祖母のようにおおらかな気持ちで、多くの方と接することが出来るようにならなくてはいけないと痛感した一日でした。




 
わたしたちが日常生活で人に対してイライラする、感情的になることはほとんどこのようなことだと思います。
 
私はついこの間、「人は自分の鏡だといいますが、どういうことですか?」とある生徒さんから質問されました。
 
そのとき言葉に詰まって即答できなかったのです。
 
それが何だったか今、わかったように思います。
 
人は自分を成長させるために存在してくれている

ほんとにそうだなぁと思います。






  
 




  

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