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2008年4月24日 (木)

本当に偉い人

  
人はみんな自分を守ろうとする、よそから攻撃をされると守るために戦う。
 
守るためだけでなく自分の生活を良くしていこうと思ったら相手に非があるなしに拘わらず攻撃する。
 
そして自分に非があったとしても人に責任を転嫁することもある。
 
みんながほとんどこんな考えだったら世の中が善くなるわけがない。
 
私も仕事などで失敗をしてそれを責められると自分を守ろうとして責任の転嫁はしないまでも回避したい気持ちになる。
 
そしてその失敗が自分ではなく他人のものであればどこかでホットしたりしていた。
 
どうしてそんなに自分を守ろうとするのだろう?
 
自分というものが無ければどんなにか心穏やかに生きていけるだろうに・・・。
 
ここに私が読んだ本で感動した話があります。
 
よかったら読んでみてください。
 


白隠さんと赤ん坊
 


昔、白隠(はくいん)さんというお坊さんがいたそうです。
 
或る時、檀家の娘が、男にだまされて妊娠し、赤ちゃんを産んでしまいました。
 
娘は、父親に叱られるのがこわさにに、白隠さんのような偉いお坊さんの子どもであるといえば叱られ方が少ないと思い、実は白隠さんの子であるといったのです。
 
父親は激怒して、白隠さんにくってかかりました。白隠さんは、その時少しも顔色を変えず、赤ちゃんを産んだご本人が、そういうなら、私の子でしょう、と赤ちゃんを引きとりました。
 
その話を聞いた村人達が、今まで偉いお坊さんだと思って尊敬していたのに、とんでもないやつだ、とお寺をおいだしてしまいました。
 
白隠さんは追われるままに、何の言い訳もせずに、赤ちゃんをだいて村を出て行きました。
 
後に、娘が真実のことを白状して、白隠さんの冤罪(えんざい)が晴れ、また再び寺に帰るようになり、白隠さんの名望は更に一段を上がったのであります。
 
 
現在のように自分のしたことでも、人のせいにしてしまう人が多いのに、僧侶としては、最も恥ずべき事柄をおしつけられて、そのまま罪を背負っていたという、白隠禅師の大人物さは、その話をしたり聞いたりするだけで、人々の心を高めます。



 

感想
 
この話を聴いて、自分を守るとかいう問題ではなく事実は違うのだから本当のことを言えばいいじゃないか?という意見、考えもあると思います。
 
しかし白隠さんのこの行為は檀家の人達をどれだけ感動させたか?

心を浄化させたか?
 
そして白隠さんは何の利害も考えずに不動心で自然にしているのです。
 
人に尊敬されようとか、軽蔑されたらどうしようとかいう想いが全くないのです。
 
自分という想いがまったく無い
 
私は素晴らしいと思います。







  

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