名はたいを表す
名は実体を造っていく。
あるいは滅びていく。
例えば、会社名を耳障りの良いものにしようとする。
何かを製造する会社で、愛の工場・・・ アイ・ファクトリーと名づけたとする。
しかし実体は、公害を撒き散らし、汚水を流し、周りに迷惑をかけ、脱税、汚職を繰り返す会社だったとする。
社名と行っていることが全然マッチしていない。
宇宙の法則とは理屈ではなく、名と実体のバランスを取ろうとする。
名と実体が同じであれば、存続していくが、違っていれば淘汰しようとする力がはたらく。
そんな会社はほっといてもダメになっていく。
人もそんな会社にあいそをつかし、見向きもしなくなる。
逆に名に合った会社にしようと努力しているといつの間にか経営の軌道に乗っていくことがある。
この場合、宇宙のエネルギーがプラスにはたらき始める。
いずれにせよ、エネルギーは一切の妥協も同情もなく法則の通りに動いている。
会社だけでなく、もちろん、人の名もたいを表す。
ほとんどの人たちは、目の前に存在する、形のあるものにこだわり過ぎているのです。
しかし、本当に大切なのは、目前に存在するものではありません。
その背後にあるものなのです。
宇宙が味方する経営 伊藤忠彦 講談社インターナショナル
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