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2007年1月24日 (水)

さんまさんの娘さんの名前は・・・


息子が2度目の手術をうけたのは2年半前の中学3年の夏のことだった。
そして、大好きな野球の大会が終わったすぐ後のことであった。

2年の時から腹痛を何度か繰り返し、なんとか乗り越えてきたがその時は様子が違っていた。
痛みが時間とともに増してきて気絶しそうになっていた。
しばらく様子をみようとしていたが病院に連れて行ってと叫んでいた。
夜中の4時くらいだった。
病院に連れて行き、検査をしようとしても痛みでなかなか出来ない程だった。
なんとか検査を終え、担当の先生に話を聞くと腸が癒着しているのが原因だった。
幼稚園の時の手術が影響していたのかも知れなかった。

「とにかく早く手術して癒着した部分を離すことです」と先生は言われた。
私は最初の手術のことを想い出し、この若さでなんで2回も同じところにメスを入れないといけないのかとつらくなった。
どうしても手術はさせたくない。
そう思った私は先生に、このまま痛みがおさまって治ることはないんですか?
去年もなんとか乗り切りました。と食い下がった。
しかし、「その時とは状態が違うようです」 と言われたときには覚悟を決めた。
時計の針は午後6時を指していた。
今すぐするか、明日の10時か、選択を迫られた。
私と妻は息子のところへ行って話をした。
痛みは少しひいて、小康状態だった。
「先生はすぐにでも手術したほうがいいと言っている。でもお父さんはもう少し様子をみたい気もする、明日まで待ってもらえる、どうする?自分で決めていいよ」と言うと
「手術しても野球できるかな?」と聴いてきた。
私は「大丈夫、絶対に出来るよ」と答えたときには泣き声に変わっていた。
そして「お父さんはどう思う?今したほうがいいかな?」
と聞かれたときには泣き声は嗚咽(おえつ)に変わっていた。
自分はこいつに信頼されている・・・うれしさとかなしさが混ざっていた。
「今、したほうがいいと思う」 しぼり出すように答えた。

その時に確かに判ったことがある。
熱いものが流れてなにかが一つになった。
一つになって大きな力になった。

手術は無事成功し、いまではすっかり元気になった。

その頃、さんまさんが娘さんの名前の由来を話していたのを聴いた。


いきてるだけでまるもうけ、だから いまる

本当にそう思った。

人間は生きてるだけで素晴らしい。

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